お湯を触って熱いと思った時にすぐに手を引き、
寒いと思った時に、上着を着る。
危ないと思ったら、身を隠し、
疲れたと思ったら、少し横になる。
危険を感じた時に反射的に行動をとることは本能的に備わっている機能だと思います。マイナスの感情に対して、身を守るために備わった力です。
僕は、この力を、
身体の反射神経としています。
この力は経験を積んだり、色々な予測が立ったりするようになるとさらに身についてきます。
それに対して心の反射神経。
プラスの感情に対して反射的に体が動くことを指します。
楽しそうと思った時に、素直に体が動く。
美味しそうと思った時に、もう手が伸びてる。
タンポポの綿毛を見たら、吹いてしまう。
かわいいと思ったら抱きしめてしまう。
身体の反射神経が増せば増すほど、危険察知能力が増して、心の反射神経は鈍っていくんじゃないかと考えています。
楽しそう!とゆう感情が芽生えたとしても、周りの目が気になったり、危ない事が先に目がいったりして、体が素直に動かない。。
かわいいなぁ!!と思って抱きしめたくなっても、恥ずかしくて出来ない。。
これいいなぁ!と思っても、後のことを考えすぎて結局実践できない。。
心の反射神経は、普段から意識して鍛えておかないと大人になればなるほど、余計な知識がつけばつくほど、鈍っていきます。
子どもは違うんだよなー。
自分の感情のままに、後先なんか考えず、怪我をするかもしれないギリギリの所を攻めて、時々怪我もします。
大人になるって、やりたい事を我慢する事じゃないはずです。やりたいことを我慢するだけの大人なら、子どもは大人になんかなりたくないはずです。そんな社会はイヤだな。
本当は、大人の方がやりたい事を出来るはずなんです。だってやりたいって思った事に必ずついてくるやらなければいけない事を片付ける力があるから。結局頭で考えすぎて、動けてないだけだ。
子どもに余計な事せずに、余計な事言わず、
自分自身が、自分の心に素直な大人になる。
自分を生きている大人を子ども達に見せる。
結構大切な事だと思います。
身体の反射神経だけじゃなくて、
心の反射神経鍛えていきましょ。
※身体の反射神経も心の反射神経も造語で、本来の意味とは関係ありません🙇♂️
おわり。