土地探しの注意ポイント! タブーの話題に斬り込む! | 注文住宅のTeam Next リーダー福井のブログ 神戸都市開発株式会社 代表取締役

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皆さんこんにちは!

明けましておめでとう御座います、とは言えない時期になってしまいましたが、今年1回目のブログ更新ですてへぺろ


去年からうちで飼いだした、うちのワンコ、アイビーちゃんもすっかり大きくなりました!


将来は盲導犬になる為のワンコを、一年限定という形でお預かりするプログラムを利用して、現在は福井家に滞在中のアイビーちゃんです!


従って、1年後には必ず福井家から卒業していくわけなのですえーん


辛すぎる、、、そしてその時期は今年の5月頃!

あと4ヶ月しかありませんショボーン

まあ、最初からそういうプログラムなのだから、仕方がない、、、

一緒に過ごす残りの時間も、大切にしていきたいと思います!

しかしワンコはかわいいなあ、想像していたより50倍くらいかわいい!


ま、それはそれとして、、本題へ!

今日は前々回で書いた不動産とAIについての後編を書こうと思っていたのですが、弊社の広報からお題を与えられて、『これについて書け』と詰められまくっています(多分弊社のオウンドメディアに使いたいのだと思う)ので、今日はその中から土地探しの注意ポイントについていくつか書いてみましょう!

それではいきましょう!


現役の住宅メーカー社長兼営業マンが語る、土地探しの注意ポイントです!


土地探しについて、ポイントは上げ出したらキリがないのですが、まずはちょっとアンタッチャブルな話題からいきましょうか!

アンタッチャブルなところから攻めるのが、私らしいので 笑


若干炎上覚悟でキョロキョロ


住宅業界で、多くの人が触れたがらないのですが、厳然としてある事、、、


それは同和地区です。

同和地区問題を議論する事自体がタブーの雰囲気が昔はありましたが(今も?)、もう時代は変わるべきです。


もう今の20代の世代は、この同和問題と言う言葉すら知らない人も多いかもしれません。

私の世代で知っているのが、ギリギリかな、という感じです。


ちなみに当然私は差別主義者ではありませんキョロキョロ


今から書く事は、私の考え方ではなく、住宅業界の最前線で営業している現場での、事実をありのままに書いていきます!


まず、事実として、お客様とエリアの話しになった時、直接的に『同和地区』という言葉を使わなくても、お客様から暗に『その地域は避けたい』というお話は、正直なところ昔からよくあります。

そしてあからさまに同和地区、というキーワードを使う方もいらっしゃいます。


私は一介の営業マンであり、同和行政に普段取り組んでいる訳ではありませんので、お客様がそのような考えをお持ちの事まで、私は否定する事はしません。

過去私なりに同和問題を勉強したこともあり、同和問題についての本質は私なりに理解しているつもりです。


その上で、この同和地区問題についての私なりの結論を申し上げます。


もうそんな時代ではない! という事です。


確かに私がこの住宅業界に入った20年前は、同和地区というところは、独特の雰囲気を持っている地区もたくさんありました。

しかし、この20年でそれは大きく変わりましたし、そして大事な事ですが、これから先は更に加速度的に変わっていくと思います。


それが大事なポイントです。


都心部のいわゆる同和地区といわれていた場所は、ここ数十年で飛躍的に変わっていっています。


私は大阪、愛知、神戸で営業マン時代を過ごしましたが、どこに行ってもいわゆる同和地区と言われている地区は存在していました。

ちなみに西日本に多いらしいですが、、、


この同和地区問題をあまり知らない若い方(私もそんなにおじさんではないと思ってますが 笑)向けに用語解説をしておくと、この同和地区を『部落』というワードを使う年配の方も多いのですが、若年層が認識している部落というワードは、山間部の集落をイメージすると思います。

集落を部落と言う事はありますが(この場合の部落というワードは全く差別意識はありません)、年配の方が使う事が多い被差別部落(いわゆる同和地区)を指して使う部落というワードは明らかに差別用語です。

若年層はここが混同している人も結構いるのも事実です。


私は過去に、この同和地区の成り立ちや、そこに住んでいた人たちの歴史を本当に真剣に一度勉強した事がありますキョロキョロ

20代の頃でしたが、なぜこのような同和地区問題という理不尽な問題があるのか、興味を持ち、その歴史を勉強しました!


勉強した結果、このような差別は全く理不尽なものであり、令和のこの時代には全く適していないものであると思っていますが、この同和地区問題を語る事がこのブログの本題でなく、あくまでも土地探しという文脈で書いていきたいと思っておりますので、同和地区問題の詳細を書く事は控えます!


土地探しをされている方で、この同和地区を気にされる方が多いのも事実ですが、私はいつも本心からこうアドバイスしています。


確かにこの地区が、昔はそのように言われていた事は事実かもしれませんし、そして今もそのように言う人がいる事も否定はしません。

ただこの数十年でそれは大きく変わってきて、今はこの地区の利便性に着目した多くの人達が他のエリアから引っ越しててきて、もはや昔のような独特な雰囲気は見る影ない場所が多いです。

そしてこれからも加速度的にその流れは続くと思いますから、それは気にする必要は無いと思います。

と、申し上げます。


正直なところ、この業界に20年いる私でも、『え?ここは昔はそのように言われていたエリアなの?』と思う場所はたくさんあります。


街というのは本当に面白くて、いい意味でも悪い意味でも変わっていくのが街なんだなぁ、とこの仕事をしているとつくづく思います。


悪い意味というのは、例えばバブルの頃はもてはやされた別荘地の街が、いまやゴーストタウンと化した街はいくらでもありますし、高度経済成長期に開発していった都市部のベッドタウンが、今や相場の問題ではなく流通性の問題で売れないといった場所も神戸にも大阪にもたくさんあります。

さらに神戸にも大阪にも、『昔はブランド地』という住宅街がたくさんあります。

昔はブランドだったんだろーな、憧れの土地だったんだろうな、ただ今はちょっと、、、という住宅街です。

皆さんご想像できるかと思いますえーん


一方で、良い意味で変わるという意味では大阪の西成が一番分かりやすいのではないでしょうか 笑

ちなみに私は大阪出身です!


昔の西成を知っています 笑


昔の西成は、庭先で犬を飼っていたら普通に連れ去られることがあるし、玄関前のプランターなんてなくなることがしばしばです 笑

町は日雇い労働者で溢れていましたし、正直ちょっと街中は臭い場所も多かった 笑

何というか、独特な匂いというか 笑

何と言ってももう若い人は知らないでしょうが、日本で唯一暴動が起きた街、西成ですから笑い泣き


それが今や西成は大きな変貌をとげた事は、大阪の人ならほとんどの人が知っている事実だと思います。

それは土地の坪単価の推移を見ても明らかで、10年前には坪50万前後だった場所が、今では坪100万前後という事も全く珍しいことではありません。

場所によっては150万です。


もはや西成を、難波エリア、という人もいるくらいです。

私はそれは少し言い過ぎかなとは思う 笑


西成は同和地区とは少し違う、西成独特の成り立ちや複雑な問題があったのですが、昔の悪いイメージを払拭して大きな変貌遂げた事は事実です。


私は広い意味で、そして長い目で見るとこの同和地区というものも、この西成の例と同じだと思います。

つまりは変わっていくのです。


こういえばもっとわかりやすいかもしれません。

『そんな昔のどうこうより、利便性優先』

これに尽きます。


ここで、このブログを読んでくださっている一般の方はこう思うかもしれません。

『福井は不動産住宅業界にいて、いろんな情報を得ることができるから、このエリアはこのように変わってきた、だからこれからこのように変わっていく、というのが分かるかもしれないが、私たちで一般はそこまで情報が多くないので、そんなことはわからない』と、、、


確かにそうです。


ではその土地の坪単価の推移を見てみるのはどうでしょうか?


西成の例を見てもわかるように、そのエリアの変遷と同時に、明らかにその土地の坪単価は上がっていきます。

と、いうよりも、元々低すぎたんだろ、という見方が正しいのかもしれません。


元々不当に安すぎたのです。

今考えたら、難波までパッといける場所なのに、坪50万は安すぎだろ、と思う 笑


先程書いたように、私も含めて住宅購入する若年層は、そんな昔の事より利便性を重視する傾向が高いからです。

そうなると、同和地区だなんだ、西成だなんだというよりも利便性を重視するので、土地価格は上がっていきます。

土地価格がこの20年くらいで上がったのか、横ばいだったのか、下がったのかこれから先そのエリアがどのように変遷していくのかを見る1つの手法になるかもしれませんね。

繰り返しになりますが、その街のこれからの変遷には、もはや同和地区というファクターはもうほとんど関係ないという所が私の最終的な結論です。

それは大阪や神戸の、そのように言われていた地域の変遷の例を見ても明らかです。

不動産本来の価格構成ファクターである、利便性がより強くなり、理不尽で非生産的な差別やイメージファクターはより弱くなると考えます。


ちなみに、町の町名で昔の歴史や町の成り立を調べて、その町を避けたい、みたいな事をおっしゃる方もいらっしゃいますが、この事も先ほど街の変遷と言う形でお話ししたように、私個人としてはあまり生産的なことではないかとは思っています。


端的に言うとその街がどういう成り立ちであれ、そこにどのような職業の人たちが住んでいたとしても、それは過去の事で、時代は変わっていくもんです。

この事は、これから土地探しをしていく方達に、是非知ってもらいたいと思いましたので、炎上覚悟で今日はアンタッチャブルな話題である同和地区について、書きましたキョロキョロ


あの、、、もしこの記事について批判があれば、どうぞこのブログや私のSNSに直接コメント下さいね!


最後に、最近ドローンにどハマり中です!

何というか、男のロマンというか、夢がある!

ちょっと自宅のルーフバルコニーから、ドローンを飛ばして神戸の夜景を撮影してみました!




もう六甲山に登らなくてもいいんじゃかい、という感じの夜景です!笑


では次回からは、土地探しの注意ポイントシリーズで、地盤や擁壁などについて、私道について、などを具体的に書いていきますね!


ではまた!

















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