スピニングリールのオーバーホール | ふなむしの釣り@越前

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越前釣行記。
メバル時々イカ、アジ、アコウ。

資格試験勉強の合間に、
古いリールのオーバーホールやってた。

一気に八台。

オーバーホールのやり方なんて記事は腐るほどあるので、
ここではやってて改めて気付いた事を書く。

では発売の古い方から。


◆DAIWA SPRINTER ST-750DX(発売当時価格1,480円)

妻の実家から拾ってきた。
義兄が小学生の頃に使ってたリールらしいから、
たぶん発売から35年ぐらい経ってるんやないかな。
ちなみに今では珍しい日本製。

開けてみた。

おう、金属ボディやんけ。
調べたらアルミらしいわ。
で、さらにびっくり。

メインギヤに、オシレーティング機構と、逆回転防止機構がいっしょくたんになってるやんけ。
今のダイワと全然ちゃうがな。

全パーツクリーニングして注油、組み立て。

かなり滑らかに回るようになったで。
でも根本的にハンドル重いな。
たぶん上記メインギヤのせいやな。
それでも、こんだけの歳月経っててしゃらしゃら、ごりごり言わんのは流石ダイワやで。


◆DAIWA REGAL X 2500 2B サイレント(発売当時価格:5,850円)

20年ほど前にカミヤンがバス用に購入したものを借りパク預かり中。
わしはその時REGAL S買ったんやけど、
カミヤンはXとZを買って羨ましかったなぁ。
ちなみにこれも日本製。

末尾に”サイレント”と付いているのも懐かしい。

分解、清掃、注油してまだまだ現役で使えそうな回転に。


◆DAIWA PROCASTER X 2500IAW(発売当時価格:11,000円)

18年ぐらい前にバス用に買ったリール。
色があんまりやったけど、
実売一万円以下で5ベアリング、ダブルハンドルでお買い得やったから買った。
まぁ、バスにはちょっとでかかったね。

最近までエギングのメインリールとして酷使。
釣行後もメンテなんて全くしなかったんでハンドル重いし、ラインローラーは回らんようになってた。

分解


洗浄

特にこのワンウェイクラッチの回転が今一つだったんで、パーツクリーナーで洗いまくって注油。

ラインローラー回りはCRC556とルーターで磨きあげてぴっかぴか。

組み立てて完成。

めちゃめちゃ滑らか回るようになったで。
ちょっと自重があるけどまだまだ使えそうやで。


◆DAIWA REGAL X 2500C(発売当時価格:7,100円)

こちらはヤエン用に買ったREGAL X。
買ったのは10年前ぐらいかな。

水没以降ゴリゴリやったけど、開けて見たら・・・・

ワンウェイクラッチ周辺がさびさび。
さらに分解すると、

メインシャフトのベアリングが固着して取れず。
そしてベアリングがさびさび。

CRC注油、洗浄を繰り返してちょっとゴリゴリするもののかなり滑らかに。


驚きなのは、

この価格帯で何とラインローラーにベアリングが入ってる。

わしのエース11CALDIAにも入って無いのに。
前述のプロキャスターにも入ってたし、
昔はエントリーモデルでも入っとったんやろな。


◆LUXEL V 2506(ワゴンセールで3,500円ぐらい)
◆SPRINTER GL 3500糸付き(ワゴンセールで2,500円ぐらい?)
◆SABBATHⅡ 2500糸付き(ワゴンセールで2,000円ぐらい?)

同じかたちの三兄弟。
LUXELはヤエン用に,SPRINTERは投げサビキ用に、SABBTHⅡは甥っ子の入門用に購入。
その後LUXELは11CALDIAを買うまでメバルのメインリールとして使用。

LUXELはローターの回転バランスが悪く、ワンウェイクラッチもしゃりしゃり鳴ってたので、
ローターをSABBTHから、ワンウェイクラッチをSPRINTERから移植しサンコイチで

なかなか良い感じに復活。
こいつは近々ルアー用に復活させよう。


回転バランスの悪かったローター。
過去に部品を取った事が原因みたい。

で、ちょこっとカバーを開けて板おもりを詰め込んだら良い感じになった。
しかし、さらに自重増。


◆番外編 SHIMANO ALIVIO 3000

妻のヤエン用として購入。
15年ぐらい前かな。
家にある唯一のシマノリール。

開けてみる。

ダイワとの違いは・・・

逆回転を止めるギヤがローターの内側に!

他の機構は殆ど同じ感じ。


とまぁ、そんなこんなで8台良い感じにオーバーホール完了。

次はいよいよ禁断のマグシールド分解。
かも・・・