いろいろなブログを拝見していると、金運アップの方法として暦で吉日を用いたり、吉方位を利用したり、また開運グッズを身につけたり等、まことにバラエティに富んで面白いですね。
わたくしはそれらの方法をほとんど試したことはないので、否定はしませんが、肯定もしません。
それで少しでも気分的にプラスになれば、金運にもよい影響がでるかも知れません。
しかし、それよりも大切なことがあります。
財運は、
1. どこから来るのか?
誰から(自己を含む)もたらされるのか?
2. その時期はいつか?
のふたつを知ることのほうが、とても重要ではないでしょうか。
わたくしは、欽天四化紫微斗数を学んで、それがよく理解できました。
たとえば、よく「來因宮が大切ですよ」と申し上げています。
來因宮は、財運にも少なからず影響します。
たとえば、來因宮が父母宮なら、生年四化が父母宮から発射されることになります。
もし、財帛宮や田宅宮に生年AやBやDがあれば、財運は少なからず父親(母親)から授かることになります。
來因宮がいずれであっても、田宅宮に異性の星に生年BやDが付いていれば、結婚時に不動産を授かる命ともなります。
あるいは、福徳宮から財帛宮に向心力が飛んでいれば、親を含めたご先祖のお蔭で、財運はよくなります。
大運で生年Aが大命の10年は、必ず財運はアップします。流年でみても同様です。
欽天四化では、財運のみかたはいろいろあります。
単に財帛宮や田宅宮だけが財や金運をみる宮ではありません。
宮位転換したり、向心力を用いると、いかなる宮も財をみてもよいことになります。
金運アップを云々する前に、あなたの財運はどこから来るのか? その時期は? を知ることのほうが大切だと思います。
きょうもお読みいただき、有り難うございました。
芦屋占い処・占風鐸 代表 田中宏明
芦屋占い処・占風鐸