凶とは言っても、・・・ | 欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

欽天四化紫微斗数と陳老師の八字と進化占星学

台湾の易学の大家である陳永瑜老師直伝の欽天四化派の紫微斗数と八字(四柱推命)、
そして今世の魂の進化の課題をみる進化占星学(西洋占星術の一つの流派)について
お伝えします。
占風鐸・オンラインスクール
主宰 田中宏明

●凶とは言っても、・・・

拙著「欽天四化紫微斗数の世界」のAmazonのサイトで、14日、ぷうやん様からつぎのようなレビューを頂戴しました。


「私自身をこの本の内容で見た場合、確かにその象意と思われる事象が発生してはいますが、自分では凶現象とは全く思っていなかった程度のものが凶現象とされていて、はっきり吉凶を決める中国占術らしい感じはします。」


ご投稿、有り難うございます。

おっしゃるように、一般的に凶象とされるような場合でも、そのように感じていない方もおられます。

たとえば、以前、つぎのような命盤の方が来られました。





何の星に生年Cか失念しましたが、官禄宮が生年Cに自化CのC-Cになっています。

欽天四化紫微斗数では、失職の意味になります。

お聞きしますと公務員だったのが独立行政法人に仕事が移管され、一旦、公務員を退職し、身分や待遇はそのままで独立行政法人に再就職されたということです。

これもC-Cの象意になりますが、かなりこの場合はラッキーなケースです。

きっと、この方の徳分が厚かったのだと思います。

このように、一概に凶とは言っても、人それぞれその象意の発現の仕方は異なります。

運のいい方ほど、凶とされる象意でもその影響は軽微になったり、「災い転じて福となす」ということわざもあるように、凶とは感じていない方もおられるようです。

ぷうやん様も、おそらくそのような方なのだと思います。


きょうもお読みいただき、有り難うございました。

芦屋占い処・占風鐸 田中宏明


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