2017年3月読書メモ | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

 

 

 

 

 

 

 

 

NHKスペシャルのタイムラインに載せたTweet一覧。まあ、もはや手遅れ感満載ですし、団塊世代に関しては思うところもあるのであとは生温かく見守るのみ。『花森安治の仕事 ― デザインする手、編集長の眼展を見てきたら保育園が整備されない状況について批判記事が書かれていて面白かった…50年前だけどね(苦笑)

 

 

道徳を考えるに、倫理的利己主義、社会契約説、功利主義、カント説、徳倫理それぞれ具体的事案でその妥当性を検証する―事例ごとに一長一短が有るところを踏まえると多元戦略的功利主義(全有感的存在の利益の最大化)を推奨すると。もともとアダム・スミス以来「共感」は現代資本主義社会の根底に想定されていたものだが、全有感的存在にまですすめることに共感できるかどうかは道徳観による(笑)

走狗 走狗
 
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川路利良を主人公に、正に明治維新後の政権安定期に至る渦中に「ジョセフ・フーシェ」に見立てて暗躍する物語。司法省管轄の警保ではなく、内務省管轄の警察の設立に至る物語の組み立てが実に説得的で読ませる。

仏教を生まれたときの説諭から、経典中身まで簡易に解説した良書。アメリカ人に引き寄せて理解するにマインドフルネスや、葉っぱのフレディやチーズはどこへ消えた?などをうまく取り混ぜる辺りが面白かった。