怒涛のテストラッシュが過ぎました。

 六年生の上の子よりも激しいって何だろう。。。みたいな。

 ・・・すべては私の無計画が原因でしたが。

 

 この一か月ちょっとで受けたテストが、計六個。

①リトルくらぶ月例テスト

②全国統一小学生テスト

③日能研全国テスト

④早稲アカキッズチャレンジ

⑤リトルオープン

⑥算数検定

 

 算数検定とリトルくらぶの週テスト的な月例テストは除外したとして、難易度の比較をしたときに、二つの軸があるように感じまして、

 ①基本的な学習のみのテスト⇒日能研全国テスト

 ②知育要素のあるテスト⇒全統一<キッズチャレンジ<リトルオープン

 という感じになるかと思いました。

 (※サピックスの入室とかもそのうち受けてみたいので、受けたら追記したいと思います。

 

 ①について

 日能研の全国テスト。これは二年生から受けられるテストなので、今回初めて参加しました。

 感想といえば、めっちゃ独特!!みたいな。

 特有問題として、算数は【なぜそうできないのか?】というような説明を言葉と絵をかいてさせる問題があり、国語では【物語のオチが書いておらず、そのあとのストーリーを想像させる。】というような問題がありました。

 なんでこういう問題をやらせるんだろう?とか、ちょっと不思議だったんですけど、日能研は3年生がスタートの塾ですが、スタート時にこういうような取り組みがあるみたいですね。まずは自分で考えさせてみる。というような。割と低学年の通塾って、知育寄りなところもおおいなかで、面白い取り組みだな~とかも思ったりしまして、

 これは資料請求がてらお話を伺ったところ、【国語は授業でもストーリーの後半を想像させることをやらせる。この目的というのは、最初の学習として、まず物語を主観で受け止めてもらいたいから】というのがあるようでした。で、これが、4年以降の学習として、主観から客観に移っていくという事みたいです。

 テストを受けた時に、わりと穏やかな印象の問題だな~と感じました。日能研自体も穏やかな塾なんですかね?Nバッグのイメージ以上に何も知らないかも・・・と、ふと思ったりしました。

 そういえば一度日能研の準拠には行ってみたことがありましたけど、難易度の高くない問題から着実にやるようなイメージはありましたけど・・・なんていうか早稲アカの元気な感じとか(今はそうでもないみたいですけど)、サピックスの優秀層は通うと良い予備校スタイルの学習!みたいな、イメージがあまりないんですよね。

 から、すごいと思ったのは・・・ちょっと興味が出たのでテストを受けた校舎に3年以降の通塾に関してなどをお伺したのですが、出られたのが事務の方とかではなく教科担当の先生だったんですけど、こちらの名前を言っただけで連絡先などを一切言うことがないまま資料一式を送っていただけたことでした。受けた外部の生徒の名前まで把握してるってすごくない?!みたいな。なかなかない事ですよね~。
 

 ②について

 全部四谷系といえば四谷系のこの三つのテスト。

 早稲アカは三年生までは独自教材を使いますけど、割と似ているといえば似ているテストでした。主に算数が。

 感想として、早稲アカの説明会ではキッズチャレンジは全統一よりも難しいですよ!としきりに言っていましたが、テストに慣れていない子にとってはリトルオープンの方が難しい感じでした。

 なにが難しいといって、問題の難易度と量はさして変わらないのですが、時間がキッズチャレンジの20分に対して40分と倍なんですね。なので、低学年の子供にとっては、それまでの集中力とか取り組み方によって差が出てくるような印象を受けました。

 知育要素があるとは書きましたけど、知育要素は算数の2割程度です。国語は割と普通の問題。

 まず算数についてか言うとすると、どちらのテストにしても前半の問題に関しては、学年相当の問題で難易度が高いイメージはなく、おそらく得点差が開くのは後半の知育の問題だと思いました。なので、通塾していない子が点数を取りに行くなら、難易度の高いスーパーエリートみたいな問題を頑張ってやっていくと、スコア落として帰ってくるだろうな・・・という感じ。やるなら知育の問題をこなして行った方が、スコアに対してはポジティブな結果が得られそうで、対策に関しては、その学年+一年先程度の算数ラボが解けていれば割と余裕そうではある??みたいなイメージでした(二年生なら算数ラボ9級みたいな)。 

 また、国語の問題についていえば・・・今回が、なのかもしれませんが、キッズチャレンジの問題の文章問題は正直微妙だな。。とは思ったりしまして・・・

 というのは、中略の回数が多すぎる気がしたんですよ。時間が短いテストなので、低学年はそもそも読む時間が足りない子も多いので、長い文章は載せられない。・・・けどその中で、内容把握の問題だったり、考えを書かせる問題だったり色々やりたかったんだろうな~というのはわかるとはいえ、ちょっと細切れ過ぎる感じも受けました。下手したら問題になっている文+二文の前後が中略とかでしたからね。そこから解いていく感じというのが、ただ技巧的な練習と思えば効率はむしろいい感じもしましたけど、低学年だしな~~・・・みたいな。その一方リトルオープンの方は、時間があるためかしっかりとした文章の流れが読める文章で、割と素直に受け取れるかと思いました。

 

 と、そんな感じの模試の連続。

 低学年からの通塾で、ほのぼののびのびと学習したいような子には、意外と日能研がよかったりするのかな~とかも思ったりする結果になりました(日能研は正直全くわからないので、3年生までには、一度季節講習くらいには行ってもらって、感じを掴めたらと思います)。そんな印象を受けることができた日能研が、受験期ではどんな授業に変化していくのかについても、ちょっと興味が出てきました。が、それはまた別の機会があれば。

 

 しかしながら、付き添いの連続は地味にしんどかったな。。。

 明日からまた頑張ろう。