中高の受験を比較しています。

 間違いなどもあると思うので、ご指摘やアドバイスをいただけたら嬉しいです!

 

 ④勉強方法の違いについて。

 

 受験と言うのは当たり前ですが【難易度に対しての範囲があり、範囲内を全部習得し終われば合格する】はずの作りになっています。もちろんそこには学習以外のメンタル的要素や体調なども関わってくるので簡単には行きませんが、大まかに言うとそんな感じですよね。

 今回はその習得の範囲および、方法についてです。

 中学受験が一番激化している気がする受験業界ですが、中学受験と高校受験の勉強の違いが結構あるのに気がついたりしたのでまとめます(首都圏で考えています)。

 

✅まず一番の違いは教科数です。

 中学受験のほとんどが2教科と4教科に分かれます。時折特化した一教科受験と言うのがありますが、大概の場合は普通の受験をした方が楽な難易度です。また小石川のような形をとる中高一貫校の公立は適性検査という名前となり、4教科が総合的になった問題と作文という形式が多いようです。

 これが高校受験になると、国立と公立は英語が足された5教科になり、私立は3教科になります。

 

✅勉強の傾向について

 中学受験は一応形としては【小学校で習う範囲の方法で解くことができる】という感じになっています。

 たとえばこれを算数を引き合いに出すとすれば、、実際には植木算であったり方陣算であったり、まあ色々な解き方を知らないで受けることは、なんといっても時間も限れていますし、ほぼほぼ不可能ではあると思うんですけど、、確かにそれらの解答に結びつく計算式のみを見た場合、学校の習った範囲で確かに解けるよね!という感じ。下手をしたら、最初の問一あたりにある計算式が一番むずかしいくらいですよね。

 の、せいで、逆に学校の難易度が上がっていた時にパズルのような形態になりやすく、理解できない場合は何を言っているのかすらわからないことがあると思うんです。これはまさに中学受験の激化のために起きていることだと思いますが、勉強の強度自体からベースアップして優秀な子が増えている中から選別するためには、ある程度しかたないのかもな?という感じ。

 が、高校受験問こう言う問題はあまりでません。どちらかというと【積み上げて学習していく形】の学習にシフトされていく傾向が強いと言われています。

 こうなってくると有利なのは、やったことは覚えて継続した学習していける子。

 この時に中学受験と何が違うと言って、中学受験の時のように【成長が早い子が有利】というような事はあまり現れず、どんな子であっても努力である程度はカバーできるようになるというのは大きいようです。

 

 

✅どちらの受験を選択するべきかについては、家庭の判断しかないといえますが、一定数、中学受験をやめて高校受験をする子はいるようです。

 その1番の理由はというと【希望に少し届かないから】というのが現実的な話多いようですが、これは決して中学受験を頑張れなかったというわけではない様子(、、、うちの子は、嫌になってやめましたけどね)。

 というのも【成長のタイミングというのも、受験のタイミングとしては考えるべきかも?!】というのが、特に中学受験にはあるようでした。

 九つつがつく夢の中。でしたっけ?10歳くらいから脳がつながり始めるとはよく言われていることですかわ、中学受験の勉強ができない場合、それは単純に劣っているわけではなくて、単純にまだ脳の回路がってない可能性があるんですよね。

・・・でもこの選択を、ずっと頑張って並走してきた親御さんが冷静にできる方がいたとしたら、色々な意味ですごいなとか思っちゃいますよね。

 

 と、そんな勉強の比較。

 ちょっとざっくり目立ったので、たぶん後から加筆修正すると思います。