通塾は一人でしている下の子。
まあそれなりに近いのもあるのと、帰る方向が一緒のお友達がいるからなんですけど。からの、先日。
いつもは一緒に帰らない子と帰る感じになり、しかもその保護者の方が一緒だった日があった様子。
そんな話を「へー。そうなんだ」と、流し気味に聞いていたら下の子はいうわけですよ、「色々聞かれたんだよね!」みたいな。
・・・これ、
え?何を?ってなるじゃないですか。
で、聞いてみたわけですよ、
「どんなこと聞かれたの?」みたいな。
すると下の子が言ったのは、
「まずこの前のファーストテストの結果だよね。この前のテストって言われても結構前だからさ、どのテストって思ったわけよ」
なので、
「そうなんだ・・・で、なんて答えたの?」と聞いてみると、
「成績を大まかに答えて、社会は僕は苦手なんで今後対策が必要ですよね。って答えてみたよ」
・・・うんうん、そういうしゃべり方だろうね。浮いてない大丈夫?って思いながらですよね、
「そうしたらその親はなんていったの?」と続けて聞くと、
「すごいね、頑張ってるね。ってほめてくれた。で、僕に何時まで勉強してるの?って聞いてきたよ」
お?・・・こ、これは?ってなるわけじゃないですか。なので、
「・・・そうなんだ。その親の子って、どんな子?」
「うーーん。すっごくまじめで頑張れる子だよ。いつもおうちでも頑張ってるんだって。だけど、この前のテストは僕の方がたまたまできていたみたいだよ。」
・・・・え?ちょっとちょっと待って待って、ってここで思いながらですよ、
「それに対して何時までってなんて答えたの?」
「11時までですね。って答えたよ。だって昨日11時まで勉強してたじゃん」
・・・だって昨日11時だと?って母は思ったわけですよね。
「!!!!何言ってんの。昨日だけでしょ!!!しかも宿題やってないのを寝る前の10時に気が付いて、1時間やっただけなのに!」
・・・もしかしたらこれ、相手の親は学校から帰ってきて11時まで勉強してるって受け取り方をしかねないですよね?!
どうすんのよ、その子がもっとおうちでも頑張るようにさせられたら。って・・・ちょっとよくわからない心配をしましたよ!!
塾に通っていて思うのは、やっぱり熱い親が多いということ。
そこで自分も含めて気を付けなければいけないと思うのは、その方向性ですよね。
成績を上げなければ受験に受からないのは当たり前なんですけど、この他者との比較ってどうなんだろうなって思わなければいけないなというような。参考にすることは当然必要ですし情報量は多いに越したことはないですけど、そのノウハウを手に入れたとしてもできるようになるわけではない。例えば5歳児に将棋を渡しても藤井君にはならないって話ですよ。
結局勉強って人によって効率の良い方法も違えば戦略も違う。でもやっぱり親って子供以上に熱心だし、それがゆえに子供以上に迷いが多いので、まるで宗教に入信するように丸のみで信じてしまいそうになる時はあると思うんですよ。そういう時の気を付けなければは、自分の子供と比較してよりハードな状況を信じやすい事だったりと、もっと足りないという風になりかねないことです。特にこれはロスジェネ世代の親に多い傾向がある気がします。
例えば前述のうちの子の時間の話にしても「3年生からこんなに勉強している子がいる!」ってなる可能性はあると思うんですよ。でもそれは「でもそんなに勉強をしてもその程度の成績なんだかわいそうに」になるか、「そのくらいやらないといけないんだな」となるか、「どうせ今からそんなに詰め込んでも続き話名だろうな」とかはその受け取りての判断次第になるとは思うんですけどね。
・・・まあなんにしてもやっぱり常に必要なのは冷静さですよね。
受験期まであと4年(上の子を入れると3年ですけど)、精神力を鍛えてきたいと思います。
今日はまだまだ頑張ります!!