ゆたぽんの【友達より倍のスコア取ったけど内申点で落ちたんだけど!!】がバズっていた最近。

 内申点か・・・とかふと思いを馳せたりしていました。

 うちは上の子が公立高校を受験する予定ですが、まさにその内申点が取れない民。テストの成績は学年5位以内はキープしていますが内申点の平均は3.5くらいですからね。先生に嫌われるタイプというか・・・努力しているように全く見えないような評価を受けている気がします。

 

 からの、内申点!

 現在の内申点は相対評価ではなくて絶対評価で決められています。これはどういうことかというと、ほかの子と比べるのではなくて、その子なりの頑張りが評価につながるということ。

 例えば実技がある程度の割合を占める体育などでは、さすがにできないとか出席しないとかは減点対象になりますが、ほかの教科は宿題などや課題提出でフォローしてもらうこともできるという良さもあったりします。

 体裁的には【できない子でも努力できたらある程度それを認めてもらえる】的な印象があるわけですし、実際にそういう評価をもらっているお子さんもいるとは思うんですよ。

 そんなわけで、これは一見よさそうではありますが・・・教師の私見もかなり入る余地があるんだろうなと思いますよね。

 例えばマックスまで頑張っていたとしても、教師の目線から見て【頑張ってない】と思ったら減点できるってことですからね。結局は名前が変わっただけで、教師の私見がある程度の割合を占めるという意味ではかわらないんじゃないかな?とか個人的には思っていたりします。

 でもまあ・・・それを含めてですけど、先生の言うことをたとえ表向きであったとしてもちゃんときけてそれなりの成績を出せる子たちをとれば、学校側としてはきっと運営は楽なわけで・・・内申点のウエイトを大きくするのは運営方針としては悪くないですよねきっと。

 

 ここで内申点の公立高校入試における配分について考えると、入試における内申点の割合は上位校とそれ以外で割合が変わってくるというのが一般的な話。

 例えばなんですけど・・・最近ちょっと調べる機会があった埼玉の高校受験を例に出してみると、上位校では内申点とテストの得点比率が6:4とテストの方が上回っていたりします。これが下位の高校になってくると内申点のウエイトの方が多い。これは中学における教師の私見をある程度見越しているといえますよね。

 なのですが、ここで問題なのはその割合で、悪い内申点をテストで挽回できるのか?ということですよ!

 

 以前に・・・塾講をしていた兼ね合いもあり、公立高校に受かった子の内申点とテストの実際のスコア表みたいなものを見せてもらったことがありました。

 その時にまず思ったことなんですけど・・・公立高校の入試において、誰もが内申点の重要度を理解しているので、内申点に合わせて受験するのがセオリーなのかな?っていうのを思ったりしたんですよね。

 でもそこで面白かったのは男子と女子の違いです。ここで話すのは別学の話になってきますが、

 男子は例えば最上位校であっても内申点の最低点と最高点の間で割とばらつきがあるんですよ。割と低い内申点の子でも入試で満点に近いスコアを出しての合格があったりする。めちゃくちゃで教師受けは悪いけど天才タイプの子なのかな?って感じですよね。

 ですが・・・女子は割とそうはいかない。上位校を受ける子はのきなみ内申点がいいんですよ。なので入試での逆転の可能性がかなり厳しい印象になってくる。

 実際に優秀な女子高に訪れたことがないですけど、割と先生受けがいい子が集まってるの?本当にそんなことあるの?とか思ったりしちゃいましたよ。

 

 長くなるので続きます。