主役

昨日は強かった。モルガン、クレディ、GSと揃った買いは、おのおのいとは違えども何が知らかの手ごたえ持った買いでしょう。中国に対する関税で朝から売りたかったのは「売る理由」を求めていた日本人で、外人は素直に企業収益率から見た、現金の余った日本企業を買うという感じで良いんじゃないかと。

ただ、朝から売りたいと思う気持ちはわかりますが、昨日もラジオで「こうなる」と決めた感覚があるのでして、25％が10％になって来年から25％という関税の掛け方は「会話の余地がある」という風に見えますよね。でも、中国はプライドもあるから「奴らは話し合いたがっている」なんてツイッターで呟かれたら、閉口してしまう気がします。

いずれにしても、言わんとしている事は判りますが、こうした行動は良くはなく、株は上がればいいのですが、20日までは安倍擁護で買いに来ても、それ以降は風邪を日本に向けて来る米国は判っているのでして、為替含めて考えなきゃならないのです。今日はこうした外人の動きに、利食いした日本人じゃ実は主役で、彼らが何を買うのかを考える日なのです。