20kgと30kgを同じにしちゃいけない気がして | ぎっちょ31  

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蒼き時代より共に生きる

ウチの「OC106HH」にて「33.9kgのヒラマサ」を捕った記念ロッドとして

本来は「60,000円券」を送付するのだが

タイトルどおりに「20kg超と30kg超を同じ扱いでイイのか!?」当然のごとくそんな思いがした・・・

 

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「100,000円券」を贈ることにした

オレって太っ腹~~っ

いやね、ウチだって贅沢に商売してるワケではありません

 

つい先日、あじかさんに納めた「ARA-eve460H」だって業販です

ぶっちゃけ話をすると、定価で販売する販売店さんの利幅のほうが、オレがチマチマ竿を1本組み上げる手間賃よりも多いのです

上代20万9000円で竿を売ったとしても・・・そうなるのです

けっしてボロイ商売ではありません

もし、あじかさんやキャス福岡さんのような販売店さんが「在庫期間なし」で「入荷即完売」なら、悪い言い方すれば「モノを右から左に渡すだけでチマチマ製作した手間賃以上の利益がある」と言えます

じゃあ、それを解決するためには「もっと上代価格を上げる」ということにしかなりません

「ARA-eve460H」を25万、26万、27万そんなくらいで売るなら「手をチマチマ動かした人間のほうが利益が多い」となりますが

24万でも「高い」と思う人が多いでしょうから、そう簡単に上代価格を決められません

そんなけっして「割りのイイ仕事」ではありませんが

「出す」時にはスパッと出したい・・・そう思うので

今回、激レアの「30kgオーバー」の記念ロッド用に「100,000円券」のゴム印を押したのです

 

ちょうど、先日3月23日のブログに「ゴム印」の記事を書いた時に

「100,000円ゴム印は作ったけど、使う機会あんのかな!?」と書きましたが

早々に使う機会がありましたね(笑)

 

昔々

今のZじゃなく、それの前に乗ってたZが関越道で炎上した時

1~2週間前に、車内に消火器を積んでるのがレーシングカーみたいでカッコイイ・・・というだけで消火器を積みました

その時に「使うことは無いだろいけど、カッコイイので」とか言ってたら1~2週間後にまさか使うとは・・・

オモシロイ話でしょ!?人生にはそんなハナシがあるのです

お蔭で「全焼」&「焼死」は免れましたが・・・まさか使うとは

 

20kg超が60,000円なら

30kg超の価値は100,000円でも少ない気がする

だって、20kg超は人生で2回縁があったとしても、じゃあ30kg超が1回でも縁があるか!?

と考えると・・・

いやね、日本中の至る所で多くのアングラーがプラスチックを放ったり、生餌を流したりしています

そんな中には30kgというサイズが食ったことがある人はそれなりの数居るでしょう

居るハズです

ただ「とんでもなくデカかった」という感触が残っただけで、どんくらいのサイズだったかを確認してないだけです

正体は30kgオーバーのイルカのようなヒラマサだった・・・なんてことがあってるハズなのです

 

「UFO」

「Unidentified Fishing Object」なワケです

(オレはこの時の魚は途中まで一気に浮かせた時にサイズ確認まではしたので、正確に言えばUFOではありませんが・・・自己記録更新級のサイズでした、ヤツはしょっぱなホンキを出していなかった)

 

オレがGTルアーでヒラスが釣れるから20センチのGTルアーをカマスの入ったポイントで引け、と言っても、たかが20年前は誰も相手にもしない

ポイントは貸し切り状態で毎日メーターオーバーのヒラスを釣って帰れたあの当時にも、オレが掛けた中にも30kg以上が居たかもしれません

「あんな走り、どうやって捕れと言うんだ」そんな引きもあったからね

だから「縁(「食った」だの「掛けた」だの)」があったとしたって「捕れる」にはなかなか繋がらない

「捕れる個体」でなきゃならないし、「捕れる運」も無いと、「腕」さえエキスパートなら掛けさえすれば「捕れる」ではないから人生を掛けての「確率」としても、限りなく「ゼロ」に近くなると思う

 

ましてやだ

「船」からではない「陸」からだ(それも磯からだ)

 

100,000円券を贈りました

オプション多めや、塗装ブランク仕様や、ボロンや、ZRやZGなどで記念ロッドをお作りください

なお、ブログでもお知らせしましたが「割引券」をお持ちの方はオーダー受付期間でなくても常時OKです

メールにて製作「希望の竿」をお知らせください、折り返しその竿用のPDF形式注文書をメール添付でお送りします