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あらすじは、公式サイトをごらんください。


堕胎が非合法だった70年代のフランスに、堕胎を合法化する法律を成立させるために尽力した女性政治家。

ほかにも、刑務所や、アルジェリア独立戦争時の捕虜収容所の、不潔で人間の尊厳を奪うような収容者に対する悪待遇を改善したり、

AIDSが蔓延したときに実際に患者を訪問する姿をTV放送し、病気の悲惨さを世間に訴え対策を呼びかけたり、

などなどの、保険相(厚生大臣)として活躍したのち、EU(欧州会議)の議長に立候補し当選します。


華々しい経歴の原動力となった熱い想いはどんな実体験から生まれたのか。かなり見るのが厳しいお話ですが、目を背けずに見てほしい、平和を維持するにはこれからどうしたら良いのか シモーヌ(故人)の想いを継いで、私たちが考えねばならない問題を 多くの人に考えてほしい。そんな、反戦映画のひとつでした。


シモーヌが弁護士になるために学んだのが


パリ政治学院


ここで夫となる人と知り合いますが、

夫は最終学歴が↓ここになっています。

子育てなどがあり同じとはいかなかったのか?


フランス国立行政学院



国立行政学院っていうのは、大学校(グランゼコール)のひとつ。

シラク大統領 ミッテラン大統領 現在のマクロン大統領など、皆ここ出身で、超エリートコースなのです。あたまが良ければ世の中を動かせる、ばりばり学歴社会のフランスですが、しかし、女性政治家は、70年代にはゼロだったんですねぇ。この人は、道なき道を最初に歩いたパイオニア的な人で、とても感動しました。