わたくしお餅大好きでございます
毎日はイヤだけど一年中お雑煮食べたいくらいwww
現在私の住んでる地域のお雑煮は
四角に切ったお餅にカツオだし(醤油・酒・みりんで味付)と
もち菜(小松菜の仲間)と鶏肉が基本です
私が生まれ育った愛知県の東三河地方(渥美半島)では
同じく四角に切ったお餅にだし汁も同じ
具材は、白菜に豚肉が基本です
お雑煮って各地域によって特徴のある家庭料理
どの家でもお正月に食べられてる庶民のローカルフード
誰もが知るお料理ですが、ひとたび話題にすると
よその家庭で食べられてるお雑煮が
自分の家とはあまりにも異なることに気づきます
お雑煮とは地域性に加え、各家庭の伝統や
婚姻関係でミックスされたものもあり
調べれば調べただけの数があるのではないでしょうか
ちょこっと調べてみると・・・お雑煮の背景には地域のストーリーが存在します
例えば、私の近くの名古屋だと、八丁味噌で有名ですが
赤味噌が主体のお雑煮なのかと思いきや「すまし仕立て」で
餅は焼かずに「煮る」、そして具材は「もち菜」
意外にあっさり系のお雑煮なんだそうです
それにはやはり地域性の理由があるそうで
白い切り餅は「城」と見立て、城は焼いてはならぬ
菜っ葉は「名」を上げると掛け、さらにすまし仕立てにするのは
「ミソをつけてはならぬ」という理由から
「尾張名古屋は城で持つ」と言われるだけあって
この地域では武家の風習が庶民全般に広がってこういうスタイルになったんだな!
面白いですね(≡^∇^≡)
さらにお餅の型も、西日本ではひとつひとつ手でこねて作る丸餅を使う傾向が強いそうで
武家が支配した東日本では、「敵をのす」の縁起からのし餅を切った角餅を使う歴史があったそうです
その分岐点は、関東のかつお節、関西の昆布だしという言葉があり
味付けの境界線と同じく天下分け目の戦いで有名な関ケ原あたりと言われております
調べたらキリがないのでこの辺にしときますが・・・
そんなお雑煮について今年のお正月に実家に行った時
妹と弟はお袋が煮た雑煮はキライだったと言う話題がでました
お袋の作る雑煮とは、汁の中に焼かないお餅を入れてクツクツと煮過ぎること
お餅はクタクタになり、とけるので汁にトロミがでるし濁る
またその汁はそのまま残し、次回の雑煮に使いまわすwww
そんなお餅が妹も弟もキライだったとは!
でも実は私は好きだったんですけどね(笑)
その時、開発されたのか?どこからか調べたのか??
大根おろしを使ったさっぱり雑煮を大昔食べた記憶があります
それも焼いたお餅を入れております
そして七味唐辛子を振りかけていただくという
それだけの記憶しかなく
いつかはレシピを聞こう聞こうと思いながら
いつも忘れてました
それがようやく聞き出し
お袋が作ったのだと思い込んでいたのが
実は妹が作り出したのだそうです
誰かに聞いたのか、本で読んだのかは覚えておらず
とにかくクタクタなお餅は食べたくなかったという理由で
ひとつ上の写真は焼けた餅を鍋に入れて少し煮たのですが
食感が違っていたので、この写真では焼けた餅の上に
大根おろしを加えて煮たてた汁をかけました
餅がカリッとしてこちらの方法をおススメします
いつものお雑煮に飽きたらぜひこの雪見雑煮作ってみてくださいませ
さっぱりして美味しいですよ~(((o(*゚▽゚*)o)))
七味唐辛子が良いアクセントになるのでぜひかけてください