翌朝3時30分に起床して4時頃から歩き出す予定だったけど
夏用のエアーマットだったので寒くてぐっすり眠れなかった
防寒対策はバッチリだと思ったが、やはりマットが弱点でした
なので起き上がるのが面倒くさくなって寝袋の中でウダウダしてました
本当は独標からご来光撮りたかったけどそれはまたの機会に
って事で歩き出したのが4時30分頃
ちょうど日出時間だけどお山にはまだ朝陽が入ってきておりません
今日は良い天気です
では西穂の山頂目指して歩きましょ
これから歩く独標から山頂までの稜線が見えてきましたね
笠ヶ岳の山頂に朝陽が射して来ました
乗鞍の山頂も明るくなりました
白山が幻想的に見えます
まだまだ道のりは遠い
まずは丸山で一息入れます
眼下には上高地
あの赤い屋根の帝国ホテルには一度で良いから泊まってみたいですね
バスターミナルと河童橋が微かに見えます
八ヶ岳方面
さぁ～ここからしばらくこのガラガラ地帯を歩かねばなりません
私のイチバン大っ嫌いな場所
でもこの地帯を乗り越えなければ西穂の山頂へは登れないので辛抱です
独標直下の鞍部にとうちゃこ
ココから独標までを360度カメラで撮影したのでどうぞご覧ください
VR動画としてYouTubeにアップしました
パソコンからはカーソルで、スマホからはスマホを動かしたり、スクロールしてお好きな場面を見ることが出来ますが
アメブロから見ることが出来なければYouTubeに飛んで見て頂ければ、独標までの岩場がどんな感じなのか見ることが出来ます
テン場から1時間5分程でとうちゃこ
まだ誰もこの日は登っておらす私が一番乗りでした
静かな独標を堪能出来て幸せ
しばらくこの景色を堪能し独標を下ります
一気に急降下
そしていつも手に汗握る緊張する場所にたどり着きます
この岩場です
足を滑らすと真っ逆さまに落ちてしまうので毎回緊張しながら進みます
写真では分かり難いですが落ちたらサヨナラです
通り過ぎて振り返って撮影
逆に帰りの方が何って事ないのですが・・・
でもココを通り過ぎたからと言って油断は禁物
まだまだ緊張の連続です
6時ピラミッドピークにとうちゃこ
独標では私が一番乗りでしたが、独標から先は赤いジャケットのお兄さんが先頭を歩きました
ピラミッドピークは8峰
後6つのピークを越えなければいけません
振り返ると独標には昨日テント場でたくさんお話しした神奈川のYさんがいました
まだまだ山頂は遠い
今日は足が攣らずにあの頂に立てるだろうか
6峰を通過
険しい岩々の急登を登る
こんな感じの大小のピークを越えて来た
4峰は
チャンピョンピークだ
何度も来てるがこの文字初めて見た
2峰のあの先が主峰だ
最後の急な岩場を登り切り
ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
6時43分
テン場から歩きだして2時間43分で足の不安もなく無事登頂果たせました
ジャンダルムも槍ヶ岳もバッチリ見えます
まさか富士山も見えるとは驚きです
久しぶりに西穂の山頂でヤマネチL(＾ω＾)┘
インスタントだけどコーヒーも美味しかったです
下山は神奈川のYさんと一緒にお話ししながら下りました
私は撮影しながらだったので離れたり近づいたりしながら
するとピラミッドピーク手前でYさんが全然動かずジッとしてました
「シーッ！らいちょう！！」と声を出さず私にサインを送りました
雷鳥夫婦が仲良く散歩してました
今まで10回近くこの地に訪れてますが雷鳥を見たのは初めてです
Yさんに至っては初雷鳥でとっても喜んでました
だけでなく今度はピラミッドピークを越えて独標までの間にも
別個体の夫婦も出て来てました
それも登ってる方の前をのんびりと歩いてます
天気が悪い訳でもないのにこうして雷鳥が出て来てるのは繁殖期なのかもしれないですね
そんなこんなで西穂山荘まで下って、メインザックを整理し
無事にロープウェイで下って来ることができました
今まで西穂高岳へは日帰りで登ってましたが
こうしてテント泊でのんびりしと山を楽しむのも良いものですね
そんな2日間を34分程にまとめたので良かったらどうぞご覧ください
