連日の夜中のお呼び出しです
呼び出されずとも、私が目が覚めたときに
カメラを見て駆け上がったりもしています
そして連日お漏らしです
知らない間にリハパンに出ていて
気持ち悪いと
起こしてくれます
ゴツいのは嫌だと
一番薄ーいちょい漏れ程度用の
リハパンなので
やっちゃうと上に履いてる下着や
パジャマまで濡れてしまいます
寝てるときなら布団まで
ぐっしょりです
まぁ、これは想定内です
母の認知機能は
普段が正常を100として
70〜80だったとしたら
先週末から今週初めにかけては
30くらいまでさがり
一気に進んだように思いました
そして木曜日ごろから「しんどい」「しんどい」と言って
寝てばかりになり
食事も普段の半分以下になっていました
でも意識が冴えてきたというか
言うことがまともになってきて
50くらいまで戻ってきたような感じがしました
熱を測っても、酸素飽和度をみても
正常値で
ひたすらしんどいを訴えていました。
金曜日には、
母は「どちらも休みたい。しんどいから寝ていたい。」と、言いましたが
私は断らずに
訪問リハの先生にも
入浴介助のヘルパーさんにも入ってもらい
徐々に起きている時間を増やしました
相変わらず食べないし、
もともと少ない水分摂取が
寝ていることによってさらに減る･･･
身体が悪循環になっていくなぁと
思いましたが
取り立てて病院に走るような状態でもない
これって老衰？
食べなくなって干からびていくの？
こんな看取り、在宅で
しかも私一人に任されるのは無理！と
思いました
ここ数日、もう精神的にも時間的にも
母の身体のことで
くたくたでした
実は、祖母も老衰で93歳で見送っています
介護保険もない時代でしたから
知り合いに紹介してもらった
付き添いの家政婦さんが入り
母、私、もう一人母が使ってた人･･･
その他諸々の助けを借りて
在宅で見送りました
その間に入院もありましたし
往診の先生の段取りもつけました
このあたりのことは私や主人が動いていましたし
祖母のベッドの横で寝るのも
私は交代して入っていました
介護したのは３年ほどで
トイレ介助が夜中も必要になったのは
そのうちでもほんの少しの間でした
最後の一週間、寝たきりになり
尿も出なくなってきたので
点滴も止めて
眠るように亡くなりました
母は自分がそうやって見送ったから
自分もそうやれと
言っています
私はちゃんと親を見送った！を
水戸黄門の印籠のように
振りかざします
「私も手伝ったやん」なんて言っても
全部一人でやったと思い込んでいます
でも、もうその何倍も何十倍も
母には時間も労力も費やしてきました
しかももう１０年以上も前からです
母は独り身だったけど
私には家族も仕事もある
娘(孫)だってフルタイムで働いているし、
夜中まで手伝ってもらえるような人も
代わってもらえるような人もいません
自分の身体も万全じゃないし
病気等で余命が判って
「最後に自宅で」って言うなら頑張るし
そういう体制も取れるけど
今回の母のお世話をしてみて
自宅での老衰での看取りは
絶対無理と思いました
土曜日からは目力も出てきて
少しぼんやりの世界とこっちの世界を
行き来しながらもレベルは60〜70
と言うところでしょうか
私へのイヤミも出てきましたし 笑
夜中の１時半に着替えさせて
それから寝られない私ですが
母は一旦寝て、３時半、４時とトイレに行っていました
今までなら見つけたら駆け上がるのですが
それはやめてカメラでチェックしていました
トイレから戻るときに
車椅子のロックを上手く外せず
しばらく諦めたように座っていましたが
2､3分後に見るとちゃんとベッドに戻っていました
マイクをオンにすると
「おかーちゃーん」
「おかーちゃーん」と呼んでいました
甘えてるんかな？とも思いますが
都合良く子供になったり
ご主人様になったり
たまに親になったり
上手く使われてきた感がぬぐえません
明日にはもう少し元気になっているかもしれませんし、
このまま寝付くのかもしれません
でも、明日はいつものSさんが来てくれるので
ホッと一息です
無意識に母は
私をつなぎ止めるためにこうなったのでは？
と思う節があるので
また、そのことは改めて書きます
もう、少し明るくなってきたので
少しでも寝ます