自分らしくしなやかに -2ページ目

自分らしくしなやかに

自分の人生をいきたいと願いつつ還暦になってしまいました
母の縛りはますます強固に、介護という名で重くのしかかっています

夜中にスマカメを見ると

母は頭の向きを反対側にして寝ていました

 

時々そういうことも無いことは無いのでふーんと言う感じだったのですが、

 

朝早くトイレに行く物音がするので

上がっていったら、

ちゃんと車椅子でトイレに向かうものの

ドアと車椅子の向きが変で

おまけに履いていたスリッパを車輪が轢いて

動きが取れなくなっていました

 

介助してトイレに行かせたものの

なんか匂う・・・

 

「出たわ」

と言うので「間に合った?」と訊くと

「間に合った」と

 

でもおかしいので見てみると

車椅子の奥の方にコロンとふたつ・・・

 

そのまま脱がせて下着とパジャマを見ると

なんと外側に汚れが・・・

 

ベッドを見ると

少し汚れてる!

 

母も何にも記憶が無く

いったいどうなったのか

私にも分かりません

 

お尻から腰のあたりにかけて

乾いた汚れが点々とついていました

 

拭いて着替えさせてシーツも換えて

さぁ、朝ご飯と思ったのですが

やっぱりぼーっとしています

 

昨日はやっと母の楽しみになったデイリハの日で

いつもはうるさいくらい何を着ていこうコールが有り

 

着替えさせても結局自分の決めたものに戻るという

面倒くさい作業で時間を費やす日なのですが

 

しんどいわ〜といって

また、横になります

 

合間合間に、訳の分からないテレビに突っ込みを入れたり

全然会話も噛み合いません

 

朝ご飯を遅い目に作って

出したのですが食べれないと寝ています

 

さすがにちょっと心配になって

熱も測ってみましたが

36.4℃と優秀なお熱

 

とりあえず少ししてからと

お昼前にもう一度

「リハビリどうする?」と声をかけてみたのですが

はっきりとした返事もありません

 

お昼前になったので

「とりあえず食べてお薬のもう」と声をかけて

お昼ご飯を出したのですが

スローモーションのような食べ方で

半分くらい残しました

 

あとは、デイの送り出しに来てくれる

母のお気に入りのヘルパーさんに

任せることにしました

 

ヘルパーさんが来たときは

まだ横になっていましたが

いろいろ話をしているうちに

その気になってきて

ギリギリ用意して

出かけてくれました

 

でも、上手く話を合わせてくれてはいるものの

ヘルパーさんにも??となる会話が多く

明らかにいつもの母と違いました

 

それは今朝も続いていて

次に自分がすることが分からないようです

 

今日は訪問入浴があって

そのあとに歯科大受診なのですが

 

うるさく何度もそれを確認するのは

今まであったことで

今日はそのことにさえ

あまり興味が無いようでした

 

一気に一段階も二段階も進んだような

母の様子です

 

キリキリしたところが無く

しゃべるスピードもゆっくりで

 

脱がせようとしている途中のパジャマを

また上げようとしたり・・・

 

こんなに一気に来るんだろうか

 

まぁ、どちらかというと穏やかになったのでいいんですが・・・

 

 

 

どうも昨日から母の様子がおかしい

 

日曜日はSさんが来てくれて

私の解放日

母のことはSさんにお任せ出来るので

気分的にとても楽です

 

もちろん、それまでに母の朝の身ごしらえや

食べると言ったら朝ご飯も済ませますが、

昨日はなかなか起きてこず

目を覚ましてもトイレに行っても

またベッドに横になっていました

 

それでもしばらくすると遅めの朝食を頂き

普通の様子だったので

ちょっと近場に出かけることにしました

 

前日の土曜日にいつものように「買い物に出かけたい」では無く

「ちょっとぷらっと行ってくる」と言っていた母ですので

てっきり今日はまたSさんに買い物に行きたいと言うだろうと

思っていましたので

その時はよろしくお願いしますと

頼んでいました

 

でも結局しんどいと言って

起きたり横になったりで

覇気の無い1日を過ごしたようでした

 

話しも時々噛み合わず

少しぼーっとした感じだったようです

 

私が帰って夕飯の時も

同じようにぼーっとして

今から何があるのか、何をしたらいいのかが

分からないようでした

 

何より私に話をしようとするのですが

言いたいことが言葉になって出て来なくて

考えても分からなくて、もういいわと言うことが何度もありました

 

夜はなんとか普通に寝ましたが

早朝からまた不思議なことがありました

 

続きます

 

昨日は私がラムゼイハント症候群を発症してから

10ヶ月目の診察とリハビリチェックの日でした

 

いつも聴力検査や鼓膜の状態の検査も有り

そのあとに診察やリハビリの先生のチェックが

入ります

 

昨日は検査がありませんでした

 

もうこれ以上変わらないと言うことかな

 

薬も前回の処方で終わりました

 

「はい、ここまで」と宣告されているようで

ちょっと落ち込んでしまいます

 

どちらの先生も

そのままの顔を診たあと

顔の動きのチェックをします

 

両眉を上げて上を見たり

ギュッと目をつぶったり

瞬きしたり

 

鼻に皺を寄せたり

「あー」とか「いー」とか

言って口を動かしたり

 

そんなことをすると

自分の顔の半分が動いていないことが

よく分かります

 

100点満点中の40点

赤点ぎりぎりかな 笑

 

ぱっと見た目はあまり分からなくなりました

 

退院直後は、もう2度と知っている人には会いたくないし

写真も撮れないと思っていました

 

発症直前に主人が撮った写真を見て

涙が出てきました

 

それくらい頬も垂れ下がり

目も眉も唇も動いていませんでした

 

ペットボトルでは飲めないし

麺をすする(今でも上手にはできませんが)ことも

ビールのジョッキですら

飲み辛かったです

 

今でもベッドサイドには

まぶたを閉じるアイパッチが

おいてありますが

 

シャンプー時や寝るときの閉眼は

比較的早くできるようになり

使わなくなりました

 

ただ、ギュッと閉まってないので

顔を拭くときに下からなで上げると

左だけまぶたがめくれ上がります

 

聴力は高音が少し低下していますが日常生活に

問題はありません

 

耳鳴りも時々になりましたし

めまいも滅多にありません

 

味覚は左半分

結局戻ってきませんでした

 

半分というか2/3程度は

正常なので

全く味が分からないわけでは無いのですが

何となくぼんやりしてるというか・・・

主人に辛い?薄い?

と確認しながら調理しています(計らないもので 笑)

 

美味しいものは美味しいのですが

なんか本当にぼんやり

 

これはちょっと残念です

 

口をすぼめると目が閉じようとしてしまう

これは副作用というか後遺症なのですが

同時に涙まで出てしまいます

 

スープをすすったり、麺類を食べると

涙を流しながら(それも片方)

目をつぶりそうになるという

奇妙な顔になるので

外食の時は席に要注意なのです

周りが知らない人だと

いちいち食べてる他人の顔を見ないので

大丈夫でしょうが、

知人や友人との会食はやっぱり難しいかもしれません

 

神経が覚えてしまわないように

必死で目を見開いて食べるように意識しなさい

といわれたのですが

これもなかなか難しいです

 

もう一つの後遺症の

麻痺してた側のほっぺの拘縮は

相変わらずです

 

鏡を見ると

唇の中心が真ん中より左によっています

 

法令線も左側が深く

引っ張られている感じです

なのに下唇は左側だけだらしなく

少し落ちた感じで

やっぱり今までとは違う顔です

 

後遺症は、進行性で不可逆的

つまり今が一番マシで

悪くなると戻らないと

聞いていたのですが

頬のマッサージとストレッチは

表面からも口腔側からもしっかりしてやると

 

1年後、1年半後にマシになっていることもある

って言ってもらいました

 

ヒマさえあればマッサージ

これしかありませんね

 

母と話していると

特に嫌なことを言われて

それに反論しようと一生懸命しゃべっていると

どんどん引きつってくるのが分かります

 

緊張するのだそうです

 

頬や目の周りのけいれんも起こりますしね

 

良くないね

 

あとは顔を動かしたときに

耳の奥でポコポコ鳴ること

 

これはとても気になったり

あまり気にならなかったり

 

耐えられないと思ったら

手術で少しマシにする方法があるとのことで

これは安心しました

 

やっぱり発病以来、数名をのぞいて

友人にも会っていません

 

楽しみにしていた主人の仕事がらみの食事会や

日帰り旅行も不参加です

 

ちょうどコロナで自粛があったり

会合そのものが無くなったりで

集まることも少なくなってたけれど

 

やっぱりママ友との同窓会や

自分自身の同窓会も

躊躇してしまうんだろうな

 

今年、去年と友人の訃報がはいり

もうそんな年なんだからと

諦めるものの

 

膝の痛みや先日からの肩の痛みもあって

介護し終わったら

やりたいことができる身体でいられるかが不安です

 

甲状腺がんも再発が0ではないし

なんだかな〜

 

やっぱり母優先の生活は

ほどほどにしてと思います