おはようございます☀

テニスコーチの花木です。



今日も私の独断と偏見のもと投稿させていただきます。



シングルスやダブルスにおいても大会に出場すれば拮抗したスコアやラリー戦になるとプレーする時間は長くなります。




長くなれば試合時間も自ずと長くなり身体に負荷がかかり日頃から疲れ辛い身体の使い方や考え方が大事になっていきます。



その疲れ辛い身体の使い方というのが



「呼吸」



です。



呼吸は、鼻呼吸と口呼吸の2パターンあります。



 結論 「口呼吸は疲労度が高く集中力は散漫になる」


この記事をご覧になられている時に試していただくと良いかと思いますが、まず口から大きく呼吸を吸い込んでみてください。



腹部にあたる鳩尾が苦しく、呼吸をすぐに吐き出したくなります。



吸った呼吸をすぐに吐き出そうとする動作は、

50m走を全力疾走した後に呼吸がゼーハーゼーハーと同じで吸う吐くのリズムが速いと



・冷静さを保ちにくく焦りにつながる

・呼吸が整うまで時間がかかり疲労感を感じている時間も長い

・軸の乱れが生じバランスを崩すきっかけになる



という事象から考えていることが上手くいかず集中力が落ちパフォーマンスの低下につながります。


また、私生活面においても口を開けて寝ていると舌が喉に落ち睡眠時、無呼吸症候群の原因にもつながります。




 「鼻呼吸」によるメリットは?


一方で鼻呼吸。

鼻から大きく吸ってみてください。



口から大きく吸ったときに比べると鼻から吸ったときは鳩尾あたりに苦しさはありません。



また、吸っている時間と吐いている時間はより長くゼーハーゼーハーというようにリズム速くなくより一定的です。



一定のリズムの呼吸動作は、



・より落ち着いている

・焦りがなく物事に対して冷静に観れる

・姿勢良く、バランスの乱れがより少ない



という事象から集中力を持続している時間も口呼吸に比べると長くなります。



また、鼻から呼吸を吸った時。

肋骨が上がり肩甲骨は落ちます。



落ちた肩甲骨は首や肩周りにある筋肉の硬直が抜け肩凝りの解消にもつながりテニスのスイング動作に対してより効果的かと考えます。




 テニスのどのタイミングで鼻呼吸を意識するのか?

テニスにおけるラリー内の時は、


返球ボールが

「相手コートにバウンドするまでの時間内」

で鼻から吸うことです。



インパクト瞬間、直後にかけて吸い始め返球ボールがネットを越えたあたりでより鼻から吸いこんでいきます。



上記のタイミングにより、身体の状態は



・返球後のバランス(姿勢、態勢)が崩れにくくなる

・崩れにくいバランスが次のポジションまでの移動がスムーズにいく

・構えを作り易くなり次くるボールに対して意思決定がスムーズにいく



の効果があると考えます。


また鼻から呼吸を吸っている時は精神面の効果として、思考はクリアになり返球ボールに対して余韻を持ち辛く次くるボールへの対応はスムーズにいきます。




呼吸の意識、これからのプレー時に意識してみてはいかがでしょうか。




それでは!




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