車椅子に乗っている夫と
4歳の優しい息子くんとの
日常を綴っています
はじめましての方は
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今週木曜日20:00〜のバリバラに
またちょこっと出演します
今日は息子くんのこと。
治療中ではありますが、
外反扁平足である息子くん。
以前に比べたらずっとずっとよく歩くようになっているけれど
それでもまだ普通の4歳の子に比べたら歩かない…。笑
お出かけのときはだいたいりょーたくんの車椅子に乗ってしまいます。笑
日曜日のお出かけ前のできこと。
息子くんは装具を履いているので
装具をつけて歩くことがリハビリ・改善に繋がります。
家を出る前から車椅子に乗ろうとする息子くんに
「最初から乗るのー？」
「少しは歩いたら？」
とりょーたくん。
そしたら息子くんが
車椅子によじ登りながら一言。
「そっちこそ歩けよ😗」
私と介助者、爆笑…
結局乗って出掛けました。笑
歩けないりょーたくんが、
息子くんに「歩いたら？」って言えることも、
息子くんが
歩けないりょーたくんに「歩けよっ」って言えることも、
素敵だなーって私は思います。
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息子くんを連れて初めて沖縄に行ったときのこと。
かわいい…♡
沖縄の慰霊の日に合わせて行きました。
慰霊の日の式典当日。
私たちの斜め前の客席から、アナウンスを追いかけて
「只今より、沖縄全戦没者追悼式を始めます」
「はじめに…
「平和パレードの入場更新ですっ」
と絶えずずっと喋ってる男性の方が。
解説も入って、とっても詳しくて、
最初はラジオ放送なの？？？と思ったのですが、
その喋り方と、雰囲気からして、
特別支援学校の教員の母と、これはアスペルガーの方だね、と話していました。
アナウンスの後から、ラジオの副音声のように解説が入ります。笑
(たぶん本当にラジオの副音声を覚えていらっしゃるんだと。)
すごく面白かったのですが、私は笑いを堪えていました。
笑ったら失礼だって思って。
だけど、、
式典の厳かな雰囲気とは相反してヒートアップする解説に、周りの沖縄の人たちは
みんな、笑う、笑う。
「あはははは、詳しいさぁ〜」
「すごいねぇ」
」と言いながら笑っていました。
そして、式典が終わったあとに、近くに座っていた方が
「あー今日は解説付きで面白かったねぇ
得した気分さ
」
」と言っているのを聞いて、
私はとっても考えさせられました。
私はどうして笑っちゃいけないって思ってたんだろう、って。
それは私がその人のことを「障害があるんだから」笑ってはいけないって、差別してたんだなぁって。
沖縄の人たちは
単純にその方が「面白いから」笑っていただけ。
そこに、障害があるとかないとかそういうことは勘定に入っていないんだなぁって。
19歳のとき。沖縄で数ヶ月暮らしたことがあるのですが、
糸満公設市場によく行っていて。
その時にも、障害がある人たちが普通に1人で歩いていました。
そして商店街の人たちみんなが 声をかけたり、
ダメなことはダメだよって言っているのを見かけました。
特定の付き添いの人がいなくても、
街全体でその人のことを見守っている。
そういう雰囲気が当たり前にあるのがいいなぁって19歳の私は思いました。
母が特別支援学校の先生をしていて、
いつも特定の誰かがいて、行動している子たちを見ていたから余計に強く思ったのだと思います。
そんな経験を経て、、
息子くんがごく普通にりょーたくんに対して、対等に
「歩けよ😗😗😗」って言えることは
息子くんがフラットでいるからこそできることなのだって思います。
(もちろん、それに対して傷付く人もいると思いますから、
そこには関係性と信頼関係があってこそなのですが、
それって健常者でも同じことを言われても傷付く人もいれば傷付かない人もいるから同じ。)
↑食べさせている、のではなくて、
息子くんにとっては一緒に食べているだけ。
これがりょーたくんと息子くんの、手を繋いで歩く、ということ。
そうやって障害があってもなくても、
人と人として、関係を築いている息子くんのことをとても頼もしく思います
ふたりともだいすきよ。
歩いて歩いてって言うけれど、
車椅子に乗れるのも今だけ。
思う存分、乗っていいからね
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