ひとり旅3
とりあえず、古い街並みが残る宿場があるとの事で、そこを目指します。
酒屋さん。
大きな丸い玉は、酒林といって、新しい緑のコレが吊るされると
新しい酒が出来たという「しるし」なのだそう。
薬屋さん。
こちらの当主は、日本で第一号の薬剤師さんとのこと。
古い薬の看板が素敵でした。
こちらは醤油屋さん。
宿場町って、醸造文化が発達してるんでしょうか?
小さな通りに、老舗の醤油屋さんが3つもありました。
写真とは別の醤油屋さんで、1つ買ってみたところ…。
添加物入ってました
老舗と言っても、今はやはり添加物に頼る所も多いんでしょうね。
残念
そんなこんなで古い街並みを散策し始めた頃から、目の調子がおかしくなってきました。
カユイわけでもなく、ゴロゴロするわけでもなく、ただ目が開けていられない・・・。
物が見えづらい…。
何だろう、これ。
思い当たる節もなく、困ったなぁ・・・
と思っていると、大きなお寺に辿りつきました。
何と、こちらのお寺。
目の病気にご利益のあるお寺とのこと。
その昔このお寺の池に住む蛙が、こちらのご本尊様にお願いされて
目を患った旅人に片目を与え、旅人は無事に旅を続けられた。
その為ここに住む蛙は、片目をつむっている。
という伝説があるそうです。
目の調子が悪くなったら、目に御利益のあるお寺が出てきた。
なんて、話がウマすぎやしませんか?
もちろん参拝させて頂きました。
「目の不調が治ります様に・・・」
さらに、こちらのお寺には「御戒壇巡り」もありました。
いかにも。。。な看板。
真っ暗な真の闇を、手さぐりで出口まで歩く。
怖いからと、逆戻りするのは絶対にダメ。
というもので、修行なのだそうです。
子供の頃に、長野の善光寺で両親とやった事があります。
でも、今日は1人です。。。
他にお客さんも、いません。
やるべきか・・・
やめておくべきか・・・
悩んだ末、やりました!私!
ここに来たもの何かの縁。
やれって事だわ。
と、覚悟を決めて、やってきました
入った瞬間、真っ暗な闇に飲み込まれ・・・泣きそうにギャー
怖すぎる。。。
でも、戻れない。進むしかない。
ものすごい中腰で壁にへばりつき、たった1人で進むのは
とてもとても長い時間に感じられました。。。
途中でご本尊に繋がる錠前があり、それに触るとご利益がある
と書かれていた事も忘れ、
何か手に当たったけれど、逆に怖くて払いのける勢いで出て来てしまいました
あれは、錠前に繋がる紐だったのだね・・・。
でも、これを達成して、また1つ大きくなった気がした私です(笑)
そして目の不調も不思議と消えていたのでした。
(プラシーボ効果?)
つづく