アメリカ帰りのシック~忘れられない言葉~ | 神様と共に

神様と共に

統一教会の元シックです。
統一教会では私の神様に出会いまいた。
神はいつも私と共におられます。


こんばんは。

リリアンさんの 「渡米した日本人信者の問題」 の記事を読んで、
最近ある人を思い出しています。

その人は6000双でした。
彼に出会ったのは、
私が還故郷の摂理で生まれ故郷へ戻ってきた1992年初頭でした。
1991年末~1992年初頭にかけて、
私は韓国で行われた 日本女性幹部の為の 「特別修練会」 に出ていました。
 (修練会の正式名称は忘れましたが、
 幅広い年齢層の女性たちが参加していました。
 古い祝福家庭のお姉さん方や、献身している独身女性が主でした。
 この修練会は「女性連合」発足の前準備の為のものだと聞いていました。
 日本女性シックへの文教祖の愛が深く感じられる、
 恵み深い修練会だというフレコミでした)

同じ時期に、
彼も家族を引き連れてアメリカから故郷へ帰ってきました。

女性連合の集まりなどで顔を出すと、
いつも彼に出会いました。
彼はもちろん女性連合の人ではありませんでした。
そんな説明は不要でしょうが、
教会が集合場所を兼ねていた為、
よく出会いました。

彼は80年代アメリカで活動していました。

ですので、
アメリカ社会にある様々な問題点などを目の当たりにしてきたことと思います。
もちろん問題点というのは、一般社会だけでなく、教会内も含まれます。

話をし始めたきっかけは
教会内で初めて出会った時、
彼が突然英語で話し掛けてきたことでした。

私が適当に答えると、
その後、私に会う度に彼は面白がって声を掛けてくるようになりました。

 (もちろん私は政治的な難しい内容など話せる程の会話力はないので、
 「話をする」と言っても日常会話程度です)


ある時彼は私に問い掛けました。

 「人種の坩堝(るつぼ)のアメリカで、
 問題があるのは黒人ばかりではないんだよ。
 ほかにどんな人達が問題だと思う?」 と。


そこで、私は、

 「ヒスパニックだと思います。
 ずっと以前(当時より6年くらい前?)、
 中曽根さんの発言が問題になったことがありますが、
 あれって、的を射ているんじゃないかと思うんですけど…」

と答えました。

 (その中曽根発言は日本ではあまり報道されなかったのですが、
 アメリカでは相当問題視されていました)

彼も同じようなことを言っていました。


彼は聖日礼拝で、皆の前に立ってみ言を語ることもありました。

おそらく私に話をする内容は、
普段は他のシック語ることはなかったのではないかと思います
 (こんな書き方をすると、
 二人でコソコソ話をしていたかのように思われますね。
 いつも短時間の廊下での立ち話でした
 

彼は神様の言葉について話をするだけではなく、
色々な会話が楽しみたかったのでしょう。

ちょっと変わったシックだったのでしょうか。


彼の言葉で、長年頭から離れないものがありました。

それは私の相対者が間もなく決まるという時期のこと。

彼は言いました。

 「将来、家庭を持っても、
 (たとえ上から要請があっても)
 しっかりお金は貯めておくんだよ」
と。

それを聞いて、私は

 「あれ?
 この人、シックらしからぬことを言うんだな。
 信仰心を持ってたら、
 蓄財をするなんて良心が許さないんじゃないかな」

と思いました。

これは、
日本人シック特有の発想だったのかもしれません。

私だけの考え方でしょうか?


あれから随分時が流れましたが、
あの言葉を思い出す度に
 「あの人は今どうしているのかなぁ。
 まだ教会に残ってるのかなぁ
と、思うことがあります



 


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