Wuthering Heights「嵐が丘」~原作者E・ブロンテ と 歌姫ケイト・ブッシュ | 神様と共に

神様と共に

統一教会の元シックです。
統一教会では私の神様に出会いまいた。
神はいつも私と共におられます。


ケイト・ブッシュの“Wuthering Heights” (邦題:「嵐が丘」)。

 「これね、実は、
 さんまさんの『恋のから騒ぎ』のオープニングテーマなのよ」
と言えばピンとくる人も多いことでしょう。

ある日 『から騒ぎ』 でこの曲が流れた時、夫に
  「この曲、エミリー・ブロンテの “Wuthering Heights” がベースになってて、
 昔ケイト・ブッシュっていう人が歌ってた曲だよ。
 ケイトが14歳の時作った曲なんだよ。
 すごく古いんだよ。
 私が中学生の時の曲だから」
と教えたら、
 「そんなに古い曲なのか。
 洋楽は結構聴いてきたけど、
 オレは知らなかった」
と言っていました

まぁ、夫が知らないのも仕方がありません。
ケイト・ブッシュは他にも曲はありますが、
大きく世を騒がせたのは “Wuthering Heights” だけで…
彼女のことを「一発屋」と呼ぶ人もいますし。
(小林克也 さんが以前テレビかラジオで
 彼女を「一発屋」と言っているのを聞いたことがあります)

“Wuthering Heights” に再会して、
「おそらく番組をプロデュースしている中心的な人達が、
 私に近い年代の人に代替わりして、
 彼らの好みでオープニングテーマに採用されるようになったのだろう」
と思うと、何故か感慨深い気持ちになりました。


前置きが長くなりました。

さて、本題へ。

私がこの曲を初めて聴いたのは、やはりラジオからでした。

1978年、中3の冬のことでした。

FENの音楽番組で、

 「凄いディーバ(歌姫)が現れた!
 デビューしてすぐに全英チャート4週連続1位を記録。
 今イギリスで人気沸騰中の曲をご紹介。
 初めて聴いた時には、
 ネイティブでも彼女が何を歌ってるかわからないと言う。
 兎に角彼女の声に惑わされるから。」

というようなことを言っていました。


最初にピアノの音が流れ、
いきなり彼女の声が…。

Out On the wiley, windy moors We'd roll and fall in green…

こんな感じで情景描写から入ります。

甲高い声がやたら耳につく。
一度聴いたら忘れない…。
初めての時は彼女の声に主管(教会用語・笑)されて、
聴いても歌詞の内容が確かに全く分からない。
(ネイティブじゃないから当然か・笑)
何かパワーを感じる声でした。
実は、彼女、高音から低音まで様々な声質を使い分ける類稀なアーティストなのです。
これは彼女の最も魅力とする点だと思います。

原作の  “Wuthering Heights”  は、
ブロンテ3姉妹の真ん中のエミリー・ブロンテの作品です。

エミリー・ブロンテの『嵐が丘』、これを読んでない人がイギリス文学をやっているなんていうのは嘘です。
そんな人は英文科でも潜りです。
と言うほどメジャーな作品です。

なので、内容については深く突っ込まないようにします。
読むには読みましたが、
私は部外者で潜りなので、
すぐにボロが出てしまいます。。。 (; ̄ー ̄川 アセアセ


この小説は
不毛の荒野を背景とした、
寒々しいモノクロ画面。
おどろおどろしい復讐劇が繰り広げられます。
 (でも、こういうのは文学作品としては普通ですよね?
 神とか信仰とかについて語る、
 奇麗ごとばかりの宗教ではないのですから)


曲の途中で亡霊登場。
亡霊となったキャシーが窓をたたきながら叫びます。

Heathcliff, it's me, Cathy, come home
I'm so cold, let me in in-a-your-window

ヒースクリフ、私よ。キャシーよ。帰ってきたよ。
とても寒いわ。中に入れてちょうだい。

この叫び。。。
曲中で何度も繰り返されます。
キャシーは亡霊、ヒースクリフは生身の人間。
こんな怖い話なのですが、
エミリー・ブロンテは評価され、
ケイト・ブッシュの歌も大ヒットしました。

そして、文学も歌も、現在でも多くの人に愛されています。

それでは、イギリスの誇る歌姫ケイト・ブッシュの声をお楽しみください。
↓↓↓

Kate Bush

“Wuthering Heights”



ここで、ボカロ界の日本のディーバ ミクちゃんの登場です。



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