ツーブロックのボブ

耳半分が出るくらいで、前髪は眉上で少し揃え気味

個性的な髪形が好き

 

ほかの人から見れば・・・ちょっと変わった人かもしれない

でも、人と同じは嫌い

服装も同じ、ちょっと変わってるかもね

 

刈り上がっている襟足が延びると無性に刈りたくなる

それも古い床屋さんが好き

男性の理容師さんは苦手、美容師も同じ

異性に髪とか顔を剃られると、キモイから

 

私は旅先でも床屋さんを探してしまう

裏路地の古臭い、「昭和の理髪店」に足が向かう

でも外からでは、女性理容師か男性理容師かわからない

だから「行こう!」って思うときはお店を開けて確認します

「覗きながら・・・」女性理容師さんだったら「ラッキー」

男性理容師さんだったら、「あっ間違えました!」って扉閉めて逃げ出します

 

携帯に保存した「ワカメちゃんカット」の写真を見せてこんな感じでって

寡黙なおばさん理容師さんは昭和のワカメちゃんにしてくれます

一応、「ツーブロック」を確認してバリカンで刈ります

そのあと必要以上に、白い粉を付けてハサミを容赦なく青々と

前髪も横も、必要以上に揃えるから結構短い

 

眉は言わなくても細く剃られます

 

そんな強制的な散髪にはまっています

都内では数件、通っているお店があります

ひとつはふくよかなおばさん、「結構S気ありで、前髪もやばいくらい短く」されます

バリカンがとても上手で「フェード」風に仕上がっています

 

先日数年前に行った小さな床屋さん

理容師さんは70歳になったって言ってた

いつものようにワカメちゃんカットでお願いしたら

 

「昭和の女の子」の完成

横は耳に掛かる程度で前髪はこめかみから生え際へと丸く揃っています

後頭部は耳付け根辺りまで、電気バリカンと最後に手動バリカンで真っ青に

 

さすがに合わせ鏡で見たとき、「あちゃ~」って感じ

 

一目を気にしながら帰った

 

また、行かなきゃ襟足伸びたし、どこに行こうかな

「あちゃ~」って後悔する昭和の床屋さんがいいな・・・