約半年前から行きつけの床屋さんを卒業した

正確に言うと、満足度合いが薄くなってしまったから

 

今は刈り上げが上手でそして個性的な髪形を

躊躇なく受け入れてくれて、個性的な髪形に仕上げてくれる

昭和なイメージの美容室に通っている

一度は仕事を言い訳に普通に近い髪型にしたけど

やっぱり・・・個性的な方が自分は好き

特に刈り上げボブが好きだから、今の美容師さんになりたい髪形を伝えて

順調に伸ばし始めている

 

美容室の仕上がりはいつも大満足

後ろを見せてくれながら、バリカンの刃を調整してくれて

シェーバーで剃ってくれる

前髪もラウンドに揃えてくれて、いい感じの刈り上げボブに仕上がる

 

でも1週間も経つと刈り上げが伸びてくるので

思いっきり海外製のバリカンを購入してセルフ刈り上げに踏み切った

シェーバーも付いているの、鏡で後頭部を見ながら

4mm、3mm、2mm、1mmと調整して際はシェーバーで剃り上げた

う~んなかなか良くできた

友人もセルフなのに上手と褒められた

ただ、耳上はどうにも上手く刈れない

 

ついに床屋散策癖に火がついてしまった

しばらく我慢していた、昭和な床屋さん探し

場所は言えないけど、行きたい場所は見つかった

仕事帰りの夜どき、おばさんが暇そうに新聞を見ていた

思い切って扉を開けた!

「あ・・・どうぞ・・・」

ぼくの髪形を見て、ちょっと戸惑っている

 

椅子に座ると「え~と、どうするの?」聞いてきた

ぼくは髪を持ち上げて「ツーブロックにしてボブにと」頼んだ

おばさんはぼくの刈り上げを見て

「短いよね…誰にやってもらったの・・・」と尋ねてきた

つづく