講座予告「2/2生きづらさは子どもの頃に作られる」 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

「生きづらさは子どもの頃につくられる」講座のご案内です。

お申し込みは、12月13日からになります。

今回は 座学中心の勉強会になりますが、ワークも行いながら 体に落とし込んでいける構成にする予定です。


さて、私が心理学が好きになったのは、高校生の頃です。

ずっと生きづらさを抱えていて、その答えが 私の内面にあることを教えてくれたのも心理学でした。

大学では 教育学を専攻し、子ども発達や心理、カウンセリングについても学びました。

学ぶことで、私の生きづらさは 子どもの頃にあることを 紐解いていきました。

現在は、さらにコーチング・NLP・心理療法などを学び、原因を知るだけでなく さらに 積極的なアプローチができるようになりました。

生きづらさも ずいぶん なくなり、自由に 自分らしく生きられるようになったと感じます。


私が持っていた「生きづらさ」とは 次のようなものです。

・NOが言えない
・人を頼れない
・感情を感じられない
・人見知りがひどく、話ができない
・自分を できない人間に見せようとする
・相手が不機嫌になると、責任を感じてしまう
・人を喜ばせようとして言葉を探し、本音が言えない


根底にあったのは「自己肯定感のなさ」です。

自分が自分らしく生きることを、自分で禁止していたのです。

そのままの自分を見られることが、こわかったのですね。

私の生きづらさは「安心して生きるため」の方法でした。

今も少し 生きづらさはありますが、以前に比べたら ずいぶん手放すことができました。

手放すことができると、とても 楽に生きられます。

自分を守ることにエネルギーを使うのではなく、自分のしたいことにエネルギーを注ぐことができます。

人生が変わったのです。



今回「生きづらさは子どもの頃に作られる」講座では、2つの視点から 自分自身を見つめていきます。

詳しい知識だけでなく、私が教師時代に出会った子どもたちの実例、ワークを通して、深めていく予定です。

(DVDを撮影しようと思ったのですが、記録に残すのはムリ…と思うほど、赤裸々に話しますので、録音はご遠慮ください。)

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく-未設定

さて、まず一つ目の視点は 幼少期の母親とのつながりです。

子どもにとって 母親と自分の二人が、一つの世界になっています。

世界のすべてといっても いいかもしれません。

端的に言うと「世界は安心できるところだ」と思うのも「世界は危険なところだ」と思うのも、母親とのつながりが 大きいのですね。

(そのつながりを「愛着」と言います。)

特に3歳までは、言語よりも 言語以外から伝わってくるものを、体に記憶します。

一説では、筋肉に記憶をしていきます。

私がセッションをする中で、幼少期の思い出を語っていただくと、当時と同じような姿勢を取ります。

こわかった思いを語るときは 背中を丸めて うなだれ、くやしかった思いを語るときは 肩が上がり 手に力が入ります。

当時の感情を 体が記憶しているのですね。


そして、母子間で どのような関係が築かれたかで、人との関わり方のスタイルが形作られます。

それは 次の4つです。

・安定タイプ
・逃げ・あきらめタイプ
・不安タイプ
・混乱タイプ


どのような行動パターンがあり、それは どのような体験から来るのかを 詳しくお話しします。

また、これらのタイプの中には、幼少期の影響で AD/HD・ADD・知的障害と似たような症状が出る事例があります。

勘違いされることも多いのですが、母親とのつながりが壊れていたことが要因の場合、ある特徴があります。

私が出会ってきた子どもたちの実例をお話しする中で、わかりやすく解説します。

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく-未設定

安定タイプ以外の型は「境界線」という問題を抱えています。

これが2つめの視点です。

境界線というのは、自分と相手との間にひかれた 心理的なライン。

このラインが破れていると、対人関係にむずかしさを感じることが多くなります。


相手が 自分の中に ズカズカと入り込んできても 拒否できなかったり、相手の感情が なだれ込んできたりします。

反対に、相手の境界線が見えなくなって、相手のスペースに 自分が入り込んでいることに 気づかないこともあります。


境界線が破れていると、自分と他人の区別が つかなくなるのです。

区別がつかなくなっていることにすら、気づかないのが こわいところ。

本来、うまくいく人間関係は お互いの境界線を尊重するところから、はじまるからです。

・自分で決められない
・人から 軽く扱われる
・自分の時間を持てない
・苦手な人との関係を続けてしまう
・自分が我慢をすれば丸く収まる、と思う
・人から言われたことで、一喜一憂しすぎる
・何かあると、相手を攻撃せずにはいられない
・子どものことが心配で、口出しがやめられない
・相談を受けると、私が解決してあげなくちゃと思う


思い当たる人は、境界線が破れているかもしれません。

この講座では、概念だけでなく、ワークを通じて、自分の境界線を強くしていきます。

自分の境界線が強くなっていけば、少しずつ 自分を守ることに エネルギーを使わなくても安心できるようになります。


子育て期は「つながり(愛着)」や「境界線」の課題が噴き出す時期です。

子どもが 鏡になって、私たちの課題を見せてくれるから。

課題を解決するヒントを たくさん詰め込んだ講座です。

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく

この講座は、対人関係にむずかしさを感じている方だけでなく、次のような方にもおすすめです。

・カウンセラーやコーチなど、相談業の方
・コミュニケーションの講座の講師をされている方
・幼児や母親を対象にしたお仕事をされている方
・教師、保育士、保健師といったご職業の方


親子の関係が のちの生き方に どのような影響を与えるのかがわかり、さまざまなアプローチを知ることができます。

ぜひ、最新の心理学を 学びにいらしてくださいね。東京と茨城で開催いたします。


A東京

日時:2月2日(土)12時30分~17時

場所:JR池袋近くのサロン

受講料:29,800円(早割 12月31日まで 26,000円)

*「継続セッションのクライアントさま」20,000円
*「メールセミナー受講生さま」25,000円

定員:10名

B茨城県

日時:1月28日(月)9時半時~13時半

場所:サロン(JR勝田駅 徒歩5分)

受講料:29,800円(早割 12月31日まで 26,000円)

*「継続セッションのクライアントさま」20,000円
*「メールセミナー受講生さま」25,000円

定員:5名


・受講料は、ゆうちょ振込となります。

・キャンセルは前日まで可能です。当日のキャンセルは50%の返金となります。