トラウマ対処法・言いたいことが口から出てこない | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは、和久田ミカです。
 
こちらの講座は、28日にしめきりとなります
 
今日は、解離(かいり)についてお話しします。
 
 
「言おうとすると 言葉が出なくなる」
 
「頭がうわーっとなって、考えがまとまらない」
 
症状が出る方はおられますか?
 
私、それ よくあります。「解離」が起きているんですね。
 
 
人によってパターンは、さまざま。
 

●怒鳴る人がいると(自分に対しての怒りでなくても)固まる

 

●不機嫌な人がいると、心がザワザワして言葉が出なくなる

 

など。

 

 

私の場合、「自分が不利な状況を、きちんと説明しようとする」と 固まります。

 

変でしょう?(笑)

 
 どうせ、わかってもらえないし、
 
 どうせ、非論理的で攻撃的な反論が返ってきて、イヤな気持ちなるし、
 
 どうせ、私が悪いことになるんだろうし、
 
と思い込んでいるふしがあり、説明しようとしても 口が動かなくなるんです。
 
 
そんで、結果的に
 
「私が悪者になっておけば、丸く収まる」
 
と思って、言い訳せずに、責任を引き受けてしまうんですよね(この癖は、今も継続中)
 
言葉が、胸のあたりで止まってしまい、上がってこなくなるんです。
 
損ですよねえ、つくづく。
 
 
 

言葉が出てこなくなったり、頭が真っ白になったりする場合、

 

自ら言葉を押し込めてしまう、

 

のではなく、

 

自分の意思とは別のところで、自律神経が言葉を出さないようにしています。

 

 

 

無意識の反射が起きているのですね。

 

(ポリヴェーガル理論では、ニューロセプションというのだそう)

 

トラウマとなった出来事のエネルギーが、体に残っているので、傷つかないように、自分を守っているということ。

 

 
トラウマセラピーには いろんな方法があり、私も いろんな角度から学んでいますが、ポリヴェーガル理論もとても興味深い。
 
学びたいけど 時間がないため、ちょこちょこ本を読んで知識を得ています。
 
サクッとよめるのはこちらかな。
 
日常生活で 簡単にできることが書いてあります。

専門書ではないので、初心者向け。
 
今回のグループセッションでは、「安心安全の心地よい記憶」から「リソースを作る」という方法が紹介されました。
 
カウンセリングなどにも応用できると思うので、シェアしますね。
 
 
たとえば、
 
小さい頃のぬいぐるみをギュッとしたこと
ペットをかわいがっていたときのこと
子どもの頃の幸せな家族のようす
青い空 など
 
など、安心安全で心地よい体験(やそれにまつわる物)を思い出します。
 
 
私がすぐに思い出したのは海です。
 
チャプチャプしていると、波が寄せては返します。
 
砂が動いて心地よい。
 
なーんも考えない。ただチャプチャプ。
 
少し向こうで、(当時)小1の娘が砂遊びをしている。
 
イメージしていると、ワーッと体が熱くなって、手に汗が出てきます。
 
なんでだろうと思ったら、たぶんハワイの海だから。
 
↓かわゆす。
 
 
あなたも「リソース」を作ってみましょう。
 
ホッとできる心地よい記憶を思い出して、そこにいてください。
 
どこにいますか?
 
今どんな情景が、ゆっくり体で感じてください。
 
まわりにはどんな人がいますか?
 
どんな表情でしょう?
 
あなたは、何をしている?
 
 
しばらくそこにいてね。(=その体感の中にいてね)
 
 
さて、目を開けて、
 
・言葉が出てこなくなってしまう人
・頭が真っ白になる場面
 
を思い出しましょう。
 
イメージの中で、近くに相手を座らせてください。
 
言いたかったことを 口に出してみましょう。
 
大丈夫、イメージの中なので 安心安全です。
 
 
こわくなったとき、無理なときは、リソースの感覚を思い出します。
 
リラックスしたら、チラッと相手を見つつ、言葉を出してみましょう。
 
体がザワザワしたら、リソースへ。
 
ペンデュレーションというテクニックです。
 
こわさがある場合は、セラピストと一緒の方いいかもしれません。
 
 
ただし、一度 このワークをしたら、言いたいことが言える、ということは ありません。
 
私たちの思考や行動、反射は、パターン化しています。
 
何度もくり返すことで安心感が増していくのです。
 
安心感を体に覚えさせること。
 
 
 
余談ですが、言葉を無意識に飲み込む癖がある人は、
 
「なんで、ちゃんと言えないんだ」
 
自分を責めやすい人も多いです。
 
 
「反転」と言いますが、
 
「〇〇さんを責めたいが、そんなことをしてはいけない」
 
と思っていると、そのエネルギーは 自分に向かいます。
 
相手を責めたり、嫌ったりする代わりに、自分を嫌悪するのです。
 
 
自分責めはやめようね。
 
言葉が出てこなくなるのは、自律神経があなたをガードしているから。
 
無意識レベルで 私たちの命を守っています。
 
すべては、完璧なんです。
 

 

 
【募集】2月20日しめきり
 
単発セラピー(対面・オンライン)を再開します。
 
トラウマは体に宿っているので、深くお話をお聞きすると同時に、ボディワークをしていきます。
 

何もご用意はいりません、

 

対面の場合でも、身ひとつでいらしてください。

遠方の方はオンライン(zoom)も可能です。

 

 

春は体も毒出しの時期ですので、心の浄化にもよい時期です。

 

17年間 磨き続けている「話を聞く技術」に、ゲシュタルト療法の「セラピー」を融合させたセッションを行います。

 

春はちょっと忙しいので、5名(→あと3名)までです。



●セッション料金 33,000円(税込)銀行振込

 
 
 
◆サロンの最寄り駅 水戸駅
  • 北口よりタクシー約5分
  • バス 片道:大人170円
  • 北口より徒歩約20分
*別途交通費・宿泊費をご負担いただければ、指定の場所まで伺います。(女性のみ)
その際は、セッション料が55,000円に変更となります。

 
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