まず最初に、この本の試し読みと目次を見たときから、Kindleになる日を待ってました。日本時間4月5日12時すぎと同時にAmazonからDownload. TaskChuteの記録によると95分で読了。自分自身が、いまこことは別のブログの立ち上げのこと、そして将来日本で始めたいビジネスのこととかいろいろ考えていたので、本当に心の底からありがたいご本です。これからいろいろとこの本を何度も読み返し、自分サポートに使えます。それを思うと安いです。

 

アマゾンの一つだけ否定的な書評に関しては、本文中でしっかり反論されてしまっているとこもすごい。まあつまり、ブログと出版された本の違いですね。以前英語の本で、’The Power of Story''という本があったけど、実例それも立花さん自身と彼がサポートした成功例がやたら出てくるというのは本当に強いです。

 

で、この本は立花さんが今まで出した本の中で一番売れるだろうし、もしかしたらビジネス本のベストセラーに化けるかもしれない。タイミングもちょうどいいぐらいだし。つまり、ここにきて新卒がすぐやめる割合が記事になるほど増えてきたこととか。

 

立花さんのブログでも、書評がものすごい勢いで増えているとか、すでに増販がかかっているとか出てましたし。

 

そこで、皆さんが多分書いていないことをここでチョットまとめています。

 

’好き’のない人はどうするのか?そして自分の’本当に好きなこと、もの’が極端にニッチだったらどうするのか。

 

二番目にあげたことは、一言で言えば、オタクです。それも今のようにオタクがかなり広範囲、かつ肯定的な意味で使われる以前のタイプ。これ、でも一つだけやりようはあるのです。Netは世界につながっていて、今のデフォルトの世界言語は英語です。だから英語で発信できれば、これもどうにかなります。いわばLong Tail 現象の反映です。というわけで、オタクと腐女子こそ、英語での読み書き勉強しましょうね。

 

一番問題なのは、’好き’を見つけること。極端な話、たとえ’何が何でももてたい’ということなら、それももと肥満、脂性、ぶす男が、見事精進して持て男になるまでの過程だって、面白そうなブログになるし。大体立花さんのインパクトが強い一つの理由は、あの若いときのモデル系もて男が、メタボの肥満中年になり、それがガジェットをうまく使いこなしながらかっこいい美中年に返り咲いたこともありましたから。確かに今の立花さんなら、イタ車も似合うし、グルメ情報も説得力あるよね。

 

で、なぜ’好き’を探すのがそんなに大変かというと、この日本で育ってきた大人にとって、’好き’って基本すっかり心の奥の方に埋めてしまったものだから。それを掘り起こすためには、きっちりと自分と向き合わなくてはならないから。それは、日本みたいに匿名のネットが蔓延し、その中にこそ自分を気分よく騙せる場所を見出している人間にとって、まあ一番恐ろしいことだから。

 

私は、アメリカが長いせいもあって、匿名であれこれ悪口をまき散らす人って苦手です。確かにそういう人たちは、いろいろとかわいそうな状況を抱えているのかもしれないけど、でもそんな時間があったら’好き’探ししたらと思いますよ。

 

というわけで、今度は’好き’探し経由の’自分探し’で苦しむひとも結構出てくるかも。

 

あ、ちょっとまって訂正。わざわざ立花さんの本を買って読む人はその辺もうクリアーなのかも。だいたい立花さん自身がカウンセリングとかメンタルのことものすごくたくさんやって、さらにそれをブログで公表しているし。そういうこと立花さんのファンならわかっているよね。

 

とりあえず、一回目の読了の後で、やたらブログネタが出てきてしまったので、ここで終えて、忘れないうちにメモとります。