昨日、仕事帰りの車の中。  
土曜日の仕事帰りの車の中だけは、明日の日曜日に考え事や、予定をたてられるので唯一自分の事だけを考えられる時間。

ずっと気になっている彼女の事を考えていたら、泣けてきた。
このブログで知り合い、サバイバーの彼女にお尻をたたかれながらもRFLを共にやってきた。
再発も繰り返し、泣きたい事もたくさんあるけど、それは胸にしまって、常に前向きに前向きに生きている彼女。

今やりたい事をする、色んな事に興味を持ち、人のために動く、断れないから、返事をして、押しつけられる事も多々あるけど、きっと望む以上の事をするから、また頼まれちゃうんだろうけど。 

転移がわかり、治療に入る前も彼女のインスタやブログをみると、やりたい事、行きたいところにも行っている、むしろ前より多いくらい。


私は心の中ではどこにも行かないで家にいてほしかった。感染経路がわからなくて、コロナになってしまった人を知っているから、ほんとにハラハラしていた。

おとなしく家にいて、治療を待っていてほしかった。今の時期感染でもしたら、それこそ、治療が向こうにいってしまう。

昴が、すぐ治療ができなかった事とかさなったんかなぁ。

年に1回するかしないかの、電話で話した時、いてもたってもいられないと言った。そうだよね、それもそうだよね。
寄り添ってくれる旦那さんは近くにいないし、家族には必要以上の心配をかけたくないと思う。大声で泣きたいし、叫びたくなるし、痒疹ごときになった私でさえ、どうして自分がと思うのに、それを何年もかかえているんだから。
家にいて、治療の事だけ考えて体調管理をしてなんて、無理だよね。
そんなふうに思った私を許して。

電話もラインもほとんどせず、それでも、いつも、いつも気になってる。頑張っている彼女をみているから、私も頑張れている事は自分が一番わかっている。

何年も頑張っている彼女にかける言葉がない私。情けない。彼女の周りには、たくさんの友がいて、その人達をちょっぴり羨ましいと思う。

声もかけられないままいたら、退院したとブログにあった。
ほっとした。よかった。大変な治療をしてきてんだから、体力が戻るまでは無理をしないでほしい。






これからもよろしく。