認知症のオレンジプランは
認知症の人の意思が尊重され、出来る限り住み慣れた地域の良い環境で自分らしく暮らしを続けることが出来る社会を実現する
とされているけど、実際、認知症の母を見ていると、それが実現できるのはごくわずかで認知症の周辺症状にもよるんだなと思う。ひどくなってくると、認知症の専門の施設に預かってもらい、そこで、自分らしく暮らす、家族ではなくて、専門のスタッフさんに見守られてになってしまう。家族が主となるのは、色んな感情が入ってきて、私にはできない。

徘徊して、人の家の花壇のお花をとったり、ゴミを川にながしたりする母。
それを仕方ないと許してくれる人もいるけど、毎日毎日花壇を荒らされたら、やっぱり、いい思いはしないはず。宅地に入られるのも嫌で困るってショートメールをもらったし…

もし反対だったら、たまにならそれは仕方ないことだと思うけど、毎日になってくれば、仕方ないよね、って言うしかないけど。介護している人を大変だと思うから、本人や、ご家族を前にはそう言うけど、心の中ではいい加減にしてくれって思うかも。

ご近所には母の事を言ってあるし、実際に謝りに行くと気にしないでとも言ってはくれるけど、今まで母を訪ねて話しをしていたご近所さんは、訪ねて来なくなったし、かかわらないようにしている様子はよくわかる。

同じ事をくりかえし、くりかえし言うだけならまだいいけど、徘徊して、いたずらをしてくる母を許せなくなる時もある。
それも、わからないように外にでて行く。

洗濯を干していたり、お風呂掃除をしていたりすると、外に出ていってしまう。 

ショートも介護保険でギリギリまで使っているけど、10日くらいは家にいるようになる。その間、仕事を休んだり、半日勤務にしたりしている。仕事に行って戻ってきた時に近所の方が何かしら言いにきたりして…やっぱり疲れて帰ってきて、ひたすら謝ったり、暗くなって花壇をなおさなければいけないのは、ほんとに疲れる。

母が行っている、認知症の施設は、とてもよくしてくれるので、施設にいれて、環境を変えるのもどうなんだろうか…と考えたりして、介護保険をこえても、少し長めに預かってもらう事のほうが今はいいような気がして、ケアマネさんに相談した。

介護保険の自費分がでて、施設のお泊まり代もでると、施設に入ってもらうほうが、安いくらいになるけど、今の状態だとそのほうが母にはいいのかなぁ。ケアマネさんは、かなりの金額になるから、施設も視野にいれるねと言ってた。

認知がすすんでいく事は目に見えているので、施設も探してもらうようにして、私も以前から施設はみていたので、こんな感じの施設をとお願いした。

静かにしている母や、私の湿疹をみて、可哀想だと嘆いている母や、おいしいものを一緒に笑いながら食べている時もある、かわいらしい顔で笑う母に向かって、名前にちゃんをつけて、百合ちゃん〜
と呼ぶと、はい❗と答える母をみていると幸せな気分にもなる。そんな時には、私の体も何事もおこらないのに、絡まれたり、外にでて行こうとする母の気を他の事でそらしたり、後をつけてひきかえそうとさせたり、罵倒されたり、手のかかる事を次から次へとしてくれた後は、胃痛がして痒湿の痒みがマックスになる。

デュペクセントを2週間おきにして、アレルギーの薬を通常の倍量飲んで、体は保湿して、ステロイドを毎日塗布しても、湿疹は今だに増殖しているし、痒みは今だにおさまっていない。

お風呂介護も母が家にいる時とKちゃんのところもしているので腰にも負担がかかってしまった。MRIをしてもらったら、
10年前に手術をしたところが、側彎症と腰椎狭窄症が入り乱れて神経にあたって、背骨の一部をくだいた事もあり、支えがきかなくなってきているらしい。全くきかなくなればボルトで支える。
先生は、とても複雑なので、できれば手術は、避けたいとの事。

でも、5分たっていると、しびれと痛みがでて、座らないと仕事ができにい状態なので、先生も生活に支障がかなりでているからと、麻酔科にお世話になる事となった。ただ硬膜外ブロック注射でヘルニアが神経にこびりついて、それを剥がしてもら手術もしたので、必ず注射の後は、主治医の先生がブロック注射の効き具合いをチェックし、注射の効果が全くでていないとなれば中止すると言われた。

先生とは、手術後に、痛みがとれない、とれたはずたともめて、大泣きして、他の先生が、主治医の後に解説をすると言うほどはっきり言う先生で、たくさんケンカもしたけど、外側ヘルニアで背骨の下の見えないところの神経にヘルニアが癒着して、それを自らの手でとったから自分で手術した私の背骨や歪んでしまった神経は、自分と一緒に手術をしたもう1人の先生にしかわからないから、他の先生には任せられないと言ってくれたし、手術、長い入院中にもかかわらず、ずっと一緒にいた、昴の死をほんとに驚き、同じくらいの年齢でもあったので、嘆いてくれた先生でもある。いろいろあった先生だけど、正直で真面目で、自分でできない事もはっきり言って謝る先生をふと、好きだなあこの先生と思うし、先生をみていると、昴がいた頃の事を思いだし、あの頃が懐かしいと思う時もある。


長く一緒にいてくれる旦那さんではなかったけど、どの科の先生も長く診てくれて、私の今の生活の状態を知っていろんな声かけをしてくれる。
長く生きてくれる旦那さんにはめぐまれなかったけど、その代わり先生にはめぐまれたと受診のたびに苦笑いしてしまう。

お腹と背骨に、注射をしている、私を職場の同僚は、大笑いしている。
当然そこには、今の状況をわかっての大笑いだから、職場にもめぐまれている。

職場と言えば、私の痒湿をみた事で患者さんの痒湿をみつけて、皮膚科に繋いでくれた事があった。私の体が役にたったんだね。






頭に1つできた湿疹が背中、お腹、お尻、足へとできはじめ、今は足にいちばん症状がでている。最初に受診した先生がもっと私の話しをきいて、みつけてくれたら、ここまでひどくなってはいなかった。多分そうだろうと思い、免疫療法をしている、病院の皮膚科に変えた時に、誤診されたねと言われた。
湿疹ができると、自然に塊になってしまう。厄介なものになってしまったと落ち込むけど、この写真をみて、少しはよくなっている自分の足とみくらべ、絶対治るからと空元気をだしている、私。



そして、サポート薬局の研修を先週、
オンラインで受けた。すでに終了証ももらっていたのに、メイと沖縄旅行にうつつをぬかしていた間に、



講習AとBの期限がきれてしまった。
後、eラーニングがあるけれど、それが今年の11月で期限がきれるので、是非とも今回は全て終了させたいと思い、申し込んだ。
オンラインならグループ討議はできないだろうと、たかをくくっていたら、しっかり10人ずつの10グループにわけてあり、司会までも指名されていた。グループの司会といえども、わかっていないとできないので、講義をしっかりきいて備えていたけど、グダグダな司会者だった。

日曜日の午後だったので、午前中に夕食をつくっておいて、後は父にお願いした。来週サポート薬局Bの研修があるけど、メイが戻ってきて家の事をしてくれる想定のもとで申し込みをしたのに、コロナが思った以上にひどくなってしまったので、戻って来ず。

母がいるなかで、この日曜日に落ち着いてできるのかなぁと不安がある。でもやるっきゃない。やるっきゃない。これもほんとはストレス。

研修を受けない同僚もいるのに何故か受けねばと思ってしまった私。
糖尿病療養指導士の更新が1年のびたけど、それもレポートがあったっけ。
自分でああやらなきゃよかったって後悔している。


そんな私の癒し。可愛い。この世にはいないけど



メイとはもう1年半もあえていないけど、このエリックが携帯からみつかったとか、このエリックが可愛いとか、写メを送りあったりしている。もちろんビデオ通話はしている。

昴とも、ラインができたらいいのにな。私の心がよわっていようといまいと、写真の昴は笑ってる。一方通行だもんね。頭きちゃうよ、昴。