★それ「大誤解」です

 

先日のカウンセリングで、

改めてしみじみ思った事をひとつ。

 

その大誤解、

さっさと白旗をあげて、

終わらせようよ！

 

 

子供の頃に感じていた、

親に対する想い・・・。

 

「私、頑張ったのに」

「私、一生懸命やってたのに」

「お母さんお父さんの笑った顔を見たくて、

　私頑張ってたんだから。」

 

とか、

 

「もっと、褒めて欲しかった」

「もっと、喜んで欲しかった」

 

とか、

 

「あの時のお母さんのがっかりした顔が、

　諦められたようで、悲しかった」

 

「悪いことしてないのに、

　突然怒られて訳が分からず怖かった」

 

とか、

 

頑張れない私だったけど、

「それでもいいんだよ。それでも愛してるよ。」

「あなたは、大事な私の子供だよ」

って言って欲しかった・・・。

 

とか・・・・

 

 

もし、あなたに、

そんな想いが少しでもあるなら、

さっさと親に、

その気持ちを言ってしまったほうがいいよ。

 

 

カッコつけてないで、

恥ずかしがらないで、

親を悲しませても、

喧嘩になって関係が悪くなっても、

あんたバカじゃないの？と言われても・・・

さっさと言ってしまおう！

 

 

 

僕たちの問題の根っこは、

小さい時に親との関わりで

思ってしまった、

「私は、できない」

「私は、価値がない」

「私は、ひとを怒らせる」

「私は、大事にされない」

という、

自分自身に対する「大誤解」を

大人になってもずーっと持ち続けているからです。

 

 

それは、親の言動でショックを受けた時に、

そのまま鵜呑みにしてしまったり、

とりあえず納得できるよう、

解釈してしまったり・・・

した事に端を発しています。

 

 

子供なので、

客観的に正しい判断なんかできなくて、

大人の深い事情までは考えられずに

表面だけの一部分を切り取って、

「そうに違いない」

と信じてしまったのです。

 

 

 

それが、

『わたしは、愛されていない』

という大誤解の正体です。

 

 

では、なぜ子供の頃のことが

今の原因になっているかってことだけど・・・

 

この子供の頃に持ってしまった、

大きな誤解を解きたくて、

大人になっても

頑張り続けてしまうからです。

 

 

「本当は私、そんな人じゃないよね」

「もう、そんな人じゃなくなったよね」

と証明や確認をしようとするから、

問題が起き続けるです。

 

 

だって、

そもそも大誤解＝そうじゃないのに、

その確認をしようとするって、

おかしいよね？

 

例えば、

あなたが女性だったとしたら、

周りはみんな女性ってわかってるのに、

「私は女よね？」「ほら、女でしょ！」って

確認や証明しようとするほど・・・・・イタイ(￣∀￣)

 

 

だから、

あなたがすべきなのは、

大誤解を解くことです。

 

それには、

持ってしまった原因のところに戻って、

確認する事が一番です。

 

つまり、親に

「私はあなたの言動で

　こう思ってしまった」

と打ち明ける。

 

「私、あの時のあなたのあの言動を

こんな風に感じてしまったんだよね。

 

って自分の勘違いを

白旗あげて

暴露しちゃうのです。

 

 

そうすることで、

今まで何年も何十年も持ち続けた、

苦しかった「誤解」が無くなっていきます。

 

親に言うのって本当に小っ恥ずかしいけど、

勇気を持ってその恥ずかしさを越えると、

今までの大誤解のせいで

違うところで戦ってたんだ(笑)

って自分が笑えるようになるよ。

 

何十年も持ち続けている大誤解。

 

もうそろそろ成仏させてあげてもいいんじゃないかな？

 

 

元うつサラリーマン

公認心理師＆心理カウンセラー

ひらっち塾主催の

平川 裕勝でした。

 

 

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