2022・邦画 ★☆☆☆☆(1.9)
監督:三浦大輔
出演:藤ヶ谷太輔 前田敦子 中尾明慶 原田美枝子 豊川悦司
三浦大輔が作・演出、藤ヶ谷太輔主演により2018年に上演された舞台を、
三浦自身が映画化。
ささいなきっかけから恋人や親友、家族などあらゆる人間関係を断ち切ろうとする
青年の逃避行を描く。
主演の藤ヶ谷をはじめ、前田敦子と中尾明慶が舞台版から続投し、映画版新キャストとして
毎熊克哉と野村周平、香里奈、原田美枝子、豊川悦司らが出演する。
(シネマトゥデイより抜粋)
昨日ぼんやり見ていたら、見放題になっていた。古い韓国産も見たのだが…。
Amazonプライム。
自堕落な生活を送るフリーターの菅原裕一。
長年同棲している鈴木里美という恋人がいるが、浮気を問い詰められ、
里美と話し合う事もなく思わず逃げ出してしまう。
親友の今井伸二、バイト先の先輩・田村修、学生時代の後輩・加藤等、
挙句姉・香、母・智子のもとを渡り歩く裕一は、バツが悪くなると逃げ出してしまう。
もう後がなくなった裕一に声を掛けたのは、偶然に家族から逃げていった父・浩二だった。
父との出会いにより、裕一の中で何かが少しずつ変わり始めていくのだったが…。
<ホンマクズやなと思える演技です>
主役の藤ヶ谷氏は、こんな私でも知っているが、歌っている姿は見た事が無い…。
(何を見て知っているのかは、忘れた)
一応、フリーターの裕一。何に対しても、好い加減。そりゃ~、正社員何かは無理だろう。
居酒屋のバイトをしているが店の客が少ないと帰って来てしまう。
5年も同棲している里美。何処が良いのか聞きたい位。
これで暴力でも振るえば、里美もさっさと別れるのに。
暴力は振るわないが、大事な話もせずに分が悪くなると逃げ出す。
親友の神二。始めは嫌がらずに泊めてやっていたが、親友だから言っても節度があると。
本作の「中尾明慶」氏がメッチャ感じ良かった。(髪型のせいかな?眼鏡のせいかも)
流石先輩の所では、泊めて貰ってる為に無いモノや洗濯なども、裕一が小間使いの様にやる。
(やれば出来るし、遠慮や泊めて貰っている感を存分出すが)
姉は血が繋がっている為に、見捨てる事はしないが思いっきり文句をぶつけて来る。
母は、1人で住んでいるし、身体も不自由な為に「帰って此処に住もうかと…」と
言った途端、奇妙なセミナーに誘って来る。
ヒモ体質と言うのか、相手に全てやって貰っても感謝の言葉すらない。
こんな奴、誰と暮らそうが続く訳がない。
里美との5年は、単に里美が耐えていただけだろう。
でも、世の中には上には上がいる。
この親にしてこの子ありってまさしく王者。もうブレナイお方で一等好き。
どうやって食ってるかは謎。
(だからと言って、一緒に住みたいとかはないがな)
「面白くなってきやがったぜ!」此処まで達観したら、怖いもんなし。
(何処か私に被る様で好きなんかな?)
でもこの父親が反面教師になって…。
君が途方に暮れる前に、画面のこっちではとうの昔に途方に暮れてるわい!
そう言うお話でしたが…見る?
もう、こうなったら笑うしかない。ふぇふぇふぇ。
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