家に帰った私は、携帯で欅坂女子学院を検索した



ネットに書いてあった情報は 何となく話で聞いてた事とほぼ変わらなかった。



とは言っても私みたいな平凡な人間とは違う世界に住んでいる人で
実際会うことさえ奇跡レベルなのかもしれない。



それにしても何故こんなすごい所に通っているお嬢様が煙草を吸っていたのだろうか·····



ベットに寝転がりそんなことを考えていると

ふともう会うことない人のことを
こんなにも真剣に考えている自分が笑えてきた




「てか明日も仕事だし寝なきゃ·····」




すっかり新しい煙草を買うことさえ忘れていた私は無理矢理目を閉じた。











·····


次の日いつもと変わらず忙しかった仕事を終え疲れ切った私はクタクタになりながら会社を出た。



歩道に向かっていると社員達がチラチラと視線を車道に向けながらはけて行く姿が見える



誰か有名な人でもいるのかな?



そんな気持ちで歩くと、車道には見覚えのある1台の車が止まっていた。




「もしかして·····」



「理佐、昨日ぶりだね?」




車道の近くまで行くと、私の予想は当たり車内から愛佳が出てきた。



「何で勤務先知ってるの?」



「ごめん、連絡先聞くの忘れたから調べて貰った」




お金持ちはそんなことも出来るのか····

ほんの少し凄いとも思ったが、それ以上に調べればわかってしまうこの世の中が怖く感じた。



それに今日も愛佳の格好は良いところのお嬢様という感じではない

黒塗りの高級車でやんちゃっぽい格好

それに付き人みたいな人達も黒スーツだから

やっぱりパッと見じゃ ヤクザのお嬢だ。



だからこんな会社の真ん前でこれ以上話すのは、変な噂を立てられると思い
私はその場を立ち去ろうとしたのだが愛佳に呼び止められてしまう。




「ちょっと付き合ってよ」



「えっ...どこに?」



「私さずっと行きたいところがあったの」



「それ私と行く必要あるの?だいたい私達 昨日ちょっと話しただけじゃん·····」




さりげなく断ろうとすると、助っ席から一人の女性がでてきた。




「初めまして、少しよろしいでしょうか?」













...
長い間更新止まっていました、すみません...

これからもこんな感じになってしまうと思います

ふとした時ふらっと投稿していると思いますので見かけたら覗いていってあげてください笑い泣き



何より今でも読んでくださっている方に感謝しています。

本当にありがとうございます!ほっこり