先週土曜、幼稚園の七夕会がありました。
この日の為に毎日練習していたそうです。
どんな曲で、どんなダンスをするのか、我が子は全く教えてくれないので(教える事が出来ない)
プログラムを見て曲を検索→流してみて反応を見るという事をしてみたが喜ぶだけでした。
練習しようにもできずに終わる。
当日は家族8人勢揃いで鑑賞。
午前の会はクラス別にお披露目。
舞台に出てきた娘は、そでの先生を見てぼーっと立ち尽くす。
先生が何回も「娘ちゃん、娘ちゃん」と呼びながらダンスを見せていたのを見てた感じです。
ちょっとのってきて、横揺れしたり、後ろを向いたり、腕を回してみたり、楽しそう。
前後入れ替わり移動するのが出来ず、終始同じ場所でフラフラしていたのでお友達にどいてと押されていた。
他の生徒は完璧に踊れているのに、娘は完全に自由化していた。
比べてはいけないけれど、同級生との差を感じショックで頭の中がわやくちゃになりました。
その後は年中、年長、クラスごとのダンスを見たのですがレベルが高すぎて、
主人と「入る所まちがったかもしれへん」という話ばかりしてました。
お昼ご飯の時間、娘を迎えに行くと泣いていました。
家族に会えて嬉しくて泣いたみたいです。
ママから離れたく無い病が発生。
午後の会の為、娘を集合場所へ連れて行くと大泣き。
午後は年少みんなで歌います。
娘は2段目の1番端っこ。
出てきた時にはすでにぐずぐず言ってました。
隣のお友達が近づいてくれて少し落ち着いた感じです。
1曲目は歌いながらカスタネットを。
叩く場所できちんと叩けてませんでしたが、音楽に合わせて自分なりに叩いていました。
合図と共に、カスタネットをポケットにしまう。
この難関も見事クリアしました。
2曲目はたなばたさま。
歌いながら手を動かします。
周りの子達は教えられた通りきちんと歌い、手を動かす。
娘は娘なりの似たような動きをしていました。
そして3曲目、歌のみです。
娘は言葉を喋れないのでもちろん歌も歌えない。
3曲目は立っているのも辛そうで泣き顔。
目の前の席で、私が撮影しているのにこの時、気付いて泣いてしまいました。
(子供の出番の時は観覧席へ移動してOK)
私は「こっち来ちゃダメ~もうちょっとだから耐えて~「と心の中で叫びました。
娘はひぃんひぃん泣いて、そしてこちらへ来る事なく終了しました。
「あの子泣いてるねぇ」と口々に聞こえました…。
よく頑張った娘にアンパンマンのおもちゃをプレゼント。
娘の出番が終わって、家族は先に帰りました。
私と主人は最後までみましたが、レベルが本当に高く来年の娘があのダンス、あの楽器ができるのだろうかと想像したら
無理だと思いました。
帰宅しておばあちゃんから電話がありました。
「すごく感動したよ。娘ちゃんがあそこまで出来るとは思ってなかった。ママちゃんよく頑張ったね」
「私ではなく先生のおかげですよ~。」
「いやいや、先生の力もあるけれど、言語訓練行ったり毎日の生活の教えがあるからきちんと出来たんだよ。家族みんな感動して泣いて帰ってきたよ。
この先の不安とかいっぱいあると思うけど、成長を見守って、焦らずやっていこう。
娘ちゃんの事は家族みんなで支えて、成長を見ていこう。
だからママちゃんだけ頑張らず、いっぱい頼って欲しい」
と言われました。
私もいっぱい想いを伝えました。
担任の先生にも手紙を書きました。
感謝の言葉、娘の園生活について聞きたかった事などをまとめて。
今まで何回も聞こうとしていたけれど、先生にお任せするのが1番だと思い、顔を合わせた時は「いつもありがとうございます」と感謝を述べるだけにしていました。
七夕会の娘を見て、
園生活が楽しいと思えているか
周りについて行けず寂しい想いをしているのではないか
この園に決めたのは親であって、娘に合っているのだろうか
園側は発達の遅い娘の事をどう思っているのか
(いつも補助の先生がついてくれ、手をつないだり涙を拭いてくれたり、色々してくれているのが分かっているので、加配を付けたわけではなく、補助の先生がいてくれています)
その返答が電話でありました。
「娘ちゃんは初めの頃はよく泣いていましたが、今では笑顔も観れるようになっています。
お友達と楽しく遊んで、お弁当の時には大喜びしています。
鞄を片付けたり、お掃除したり、何でも率先してやってくれています。
ダンスや歌はどの生徒さんも同じで練習を重ねてこそ出来るものだと思っています。
みんな同じです。」
という事を言って下さいました。
オムツだし
靴も服も自分で出来ないし、
教えるのに時間がかかって大変ですが、
どうぞお願いします。と終わりました。
新人の先生も、新人ママの私も、協力していきましょうという話をしてくださいました。
友達の影響を受けて、先生の楽しい授業で、
娘が少しでも成長できれば…と思っています。
家庭では、何をするべきか、
靴の脱ぎ履き、服の着替え、トイトレ、少しずつやっていこうと思います。
ドリルや、絵を描いたり、絵本を読んだりも苦手で
嫌がるし、やりたがらないけれど、
自分で出来たらすごいんだという事が分かってもらえるように努力してみようと思う。
かぞくでたのしくおしゃべりがしたい
かぞくみんながけんこうでありますように。