【イライラしない子育て】

9年間子育てしてきて(発達障害が分かって5年)なんとなく「イライラしない子育て」「褒めて伸ばす子育て」がわかる様にになってきました。


現在、私が実践して怒らず済んでいるやり方が

1.自閉症の理解をする。勉強する。

2.声かけを間違えない。

3.子供との時間に向き合う。

4.自分の時間(1人の時間)を作る。

5.親戚家族に全部さらけ出す。



こんな感じです。


1.自閉症の理解する。勉強する。とは


自閉症といっても様々ですが、自分の子供はどんな特性で困りごとがあるのか、理解しながら勉強しました。

本を読んだり、発達障害関係のブログやYouTubeを見たり。

先生に相談したり、勉強会に参加したり、ママ友に相談したりなどです。

発達障害の根本的な事を知っておかないと、癇癪を起こした時に「わがままゆってるだけ」とか「イヤイヤ期か」とか間違った考えになるからです。


娘を例にすると、わがままだったり天邪鬼だったりイヤイヤばっかり言ったりするのですが、親からの指示を聞き取った時に脳のせい(脳機能の働きがスムーズではなかったり、誤作動をおこす感じ)で理解が出来ず癇癪を起こしたりします。

あらゆる時にいきなりスイッチが入るので時限爆弾のスイッチを押さないために「この子はこうゆう子なんだな」と理解しないといけないという感じです。


定型児ならばすんなり通る声かけも、発達障害児は捻じ曲がってとらえたり、発語がない場合反論したり何か言いたいけれど言えないから癇癪や天邪鬼、パニックになって表現するという場合があります。


発達障害と診断されていなくても困りごとがある場合はABAやペアトレなど習得していればかなり子育ての役にたちます。


「うちの子は障害なんてないから」と思いたい気持ちめちゃくちゃ分かりますが、その思いが子供にとって親にとって今後辛い時間を過ごす事になると私は思っています。


障害あるなしは置いといて、困りごとがあるならばそれを無くすために定型児相手でも発達障害関係の本で勉強し、実践すればとても効果的だと思います。


2.声かけを間違えない


否定な言葉を言わない。

(肯定する言い方をする。)

注意しない。

(褒める。)


という事です。


例えば、娘の場合


口におもちゃを入れてました。

「口に入れないでね」と声かけ

口に入れたままかみかみしてこちらをじーっと見る。

「おもちゃちょうだい」渡してこない

「いいかげんにしなさい💢」娘の機嫌が悪くなる


とゆう事が日時の茶飯事でした。(パパとのやりとり)


娘はおもちゃを口に入れてはいけないと知っている。

けれど口に入れていた。

なぜ?→かまってほしいから。

注意されり怒られたとしてもかまってほしいからおもちゃを口に入れて待っていた。


正しい声かけ「おもちゃ口から出そうね。出せたらパパと遊ぼう!」とか、寝る時間、お風呂に入る時間など次の展開がある場合「おもちゃお片付けして、布団の部屋で絵本読もう!」など口から出したら良い事が待ってるよという様な声かけをすると、パパがイライラする事なく娘も怒る事なくすみます。


他の例として

手を洗う時に、栓をしめて水を溜めあそんでしまっている時。


「水浸しになるからやめて」

「服がびちょびちょになるからやめて」

「親が勝手に水栓を抜いて水を流す」


これはダメな方法です。全て注意した事になります。


「あと10秒だけ遊んで良いよ」一緒にカウントする

「ついでにスポンジでお掃除しよっか」

「手が洗えたら〇〇して遊ぼう」

と声かけして、終わったら一緒に栓を抜き「ゴゴゴー」と水の音を一緒に真似しながら笑っておしまいします。


こんな感じで、その時起きた困りごとに否定的な声かけはしない。

肯定的な言葉かけができる様にする。


否定的な声かけは、子供をイラつかせ、その分やめて欲しいのにやめてくれず親もイラつきます。


3.子供との時間に向き合う。


平日の場合5分でも10分でもいいから子供との時間を作る。

一緒に遊ぶ、ふれあう、話をする。


我が家は発語が無いので会話をするのが難しかったりしますが必ず話をします。


学校でどう過ごしたか聞いたり、運動会の練習どんな事してるの?と尋ねると動きで教えてくれたり、連絡帳で情報を得てから「こんな事があったの?」とか「今日の給食何だった?」「パン!」「お代わりしたの?」「はい!」と娘が言える単語が出てくる様な会話をあえてしたりしています。


家事をしていた時、娘が「ママ、おいで〜」と言ってきたら出来るだけ行くようにしてます。


無理な時は「〇〇してるからママいけないよ。終わってからでも良い?」と聞くと「はい」とまっててくれます。


きちんと何をしているか伝えると、娘が自分で手伝えると判断した時は私のところへ来て手伝ってくれます。


ちょっと邪魔だったり、時間が倍かかる時もありますがこれも娘との楽しい時間だと思いながらやってます。


時間のない時はきちんと伝え、ごめんね、また今度手伝ってねと言います。


4.自分の時間(私1人の時間)を作る。


仕事、家事、子育てをしつつも時間を作って1人で過ごします。


私にとって(神経症持ち。心療内科3年目)1人の時間は大切で、無かったからこの病気になってしまったんではないかと思っています。


仕事、家事、子育てに全力で自分を犠牲にしてきたので、今は自分の時間を大切にしています。


5.親戚家族に全部さらけ出す。


過去に色んな事がありました。

ブログにも書いてきましたが、私の性格上、夫にさえもあまり言わずに過ごしてきました。


辛かった事、悩み事、市の相談員さんに相談した事も全部自分だけで処理してきましたが、今は全部家族に話ししています。


例えばこんな事

私の体調が悪い(生理痛が酷くコロナ休校の自粛期間と重なった)から娘を何日間もみれない。夫に仕事を休んで欲しいと言いました。

家族経営なのですが初めて休みを1日だけもらいました。

こんな事は今までしたこと無かったのですが(仕事を休むなんて有り得ないとゆう思い込み)別にええやん、1日ぐらい休んだって、嫌味言われたって無視したらええやん、と夫婦で話し合って決めました。


癇癪の事とか、こんな事あったとか、良いことも悪い事も家族に全部言うようにしました。


いままで何も言わず家族に接してきたので非協力でしたが、過去の出来事も小刻みに言うようにしてからは理解が得れるようになりました。

(協力的ではない)


特に夫が協力してくれるようになりました。


夜遊びや泊まりでのキャンプ、お友達との食事など、自己中ばりばりだったのに最近は「この日にこうしたいんだけどどう?」と聞いてきて相談してから決めるというスタンスになりました。




話は変わって


夫はアスペルガー症候群です。


数ヶ月前に知りました。


主人には言いました。


義家族は何も知りません。




勝手に決めつけて…と思われそうですが理由はあります。


数ヶ月前にYouTubeで「大人の発達障害」とゆう題名のものを見ました。


テレビ局が作成したものです。


そこに出ていた男女のうち、男性が夫と全く同じで、見ていて「あっ、旦那やん」となりました。


ここからアスペルガーを調べてみると「えっえー!?」となりました。


アスペルガーやったんや

だからこんなに伝わらへんかったんか

と腑に落ちました。


忘れ物が多いのも、私の思いを伝えても伝わらないのも、すぐに逆ギレするのも、頭の中で変換されて全然違う意味でとらえられたりするのも自閉症あるあるやってんな…と。


夫婦での問題があった時、「なんでなん?自分が言われて嫌な事は、相手に言わへんのが普通じゃない?」とか


「自分がされて嫌やのになんで平気でするん?」とか


しょっちゅう言ってたのですが、障害のせいでそうだったとは思わなかったです。

(私の個人的な見解であり、障害とは関係ない場合もあると思いますが、ここには書ききれない事がありますのでご理解いただければと思います。)


なんとなく障害もってるんかな?と思った事はありましたが、育ってきた環境や人それぞれ持った性格のせいで夫が出来上がっただけやとおもってました。


それともう一つ、甥っ子が自閉症です。

(主人の姉の子供)


3歳です。


歩き始めた時から多動が凄く、発語がほとんどない。


目に入る物はなんでも触りたくて次から次に行動する。


保育園に通う前に多動が気になり相談し、療育園に通う事になり、去年、発達検査をして自閉症と診断されました。


今はたくさん喋れるようになりました。


一定の時間座れるようにもなりました。


保育園は市の福祉型児童発達障害専門の保育園に入園しました。


今までは娘1人自閉症だったので、なんともいえなかったのですが、甥が自閉症だと診断されて「遺伝かも」と疑い初め、YouTubeを見て「旦那もやん」となりました。


自閉症だからといって、あなたのせいでとか、遺伝やんとか、腹が立ったり、主人や義家族のせいにしたり、そんな気持ちは無く、「だからなんやな」と腑に落ちる事が立てた続けに起きたとゆうだけです。


それと共に、今まで夫に対してしょっちゅう腹を立てていたのが無くなりました。


私の対応や伝え方を変えました。

娘に接するやり方でやりました。


すると夫がめちゃくちゃ素直になって、家族の事を考えてくれるようになりました。


いままで結婚して13年、理解されない苦しみに耐えてきた時間、喧嘩して言い合った時間返してと思う部分と、困難を乗り越えた様な達成感もあります。


主人に「アスペルガー症候群ちゃうかな」と言いましたが本人がどう思ってるのかいまいちわかりません。

怒って反論されるでもなく、納得したわけでもなく、静かに私の話を聞いていました。


私は医者では無いので間違いかもしれません。

病院で診断されたわけでもないし、診断してもらいに行くつもりもないです。


本人が望めば行けばいいし、困ってるならその時に福祉関係に相談すれば良いと思います。


アメリカでは子供に発達障害が見つかれば両親共に発達検査をする様です。

日本もそうなら良いなと思ってます。

基本的に私の考えは障害の有る無しが分かればそれに合った療育、対応、声かけ、接し方で困難を防げると考えています。なので主人がアスペルガーだと気づいて、私にとってプラスになったからです。

知らないでいるとそのまま「何で何回言っても同じ事するんだろう」、腹立つ、イライラ、大人なのにいつまでも子供みたい、などと思って夫婦関係もズタズタだと思います。(ズタズタでした)


アスペルガーの人が困っている問題のなかでコミュニケーションが取りずらいとか、自分のした行動や発言が相手には不快だったとか、そうゆう所が改善されるのではと思い夫に告げた感じです。


アスペルガーの人がどの様に社会生活を送っているのか、ネットで調べたり本を読んだら自分自身も勉強になり楽に生きれるし、相手に対してどう接したら不快に思われないかとかが分かるのではないかと思ったので私は言いました。


アスペルガーじゃないかもしれませんが、発達障害の勉強をしたり、対応をそうするだけで楽になった私がその証拠なのかなぁと思っています。


私の神経症も障害児の子育てが根本的な問題だと思っていましたがカサンドラ症候群かもしれません。


過去の事は振り返らず、今後どう楽しく暮らせるか、娘が家族といる時に幸せでいて欲しい、思いだけで生きてます。


親のメンタルは色んな出来事でやられてしまうと思います。


家族関係でイライラしたり怒ったり、他人の視線や発言で傷ついたりします。


私自身、主人のアスペルガー(腑に落ちる出来事)が判明した事でやっと光が見えてきた感じです。


この先も色々あると思うので綴っていきたいと思います。


障害があってもなくても、上下関係なく、卑下する事なく、世の中平等に暮らせるようになると良いなと願います。