ハラル、マクロビ、スロー、ローフードなど特殊メニュー開発事業に参入!
寒い日が続きますが
皆さん体調は大丈夫ですか?しっかり栄養とって寒さを乗り切ってくださいね。
この度、弊社では、日本の海外旅行客誘致の強化や2020年のオリンピックを見据え、
特殊なメニュー開発のニーズに対応するため、
ベジタリアンフード、スローフード、マクロビオテック、ハラルフードなどメニューを開発する事業を今後展開してまいります。
本日、担当スタッフとのミーティングで
課題であったハラルフード(特殊な調理器材や許可などの取得が不可欠で、
近年の飲食店ではなかなか展開できないニッチなメニュー)のプライベート商品(PB商品)化と
大量ロット~小ロットに対応できる食品工場の確保が完了。
いよいよ本格的に始動致します。
今後、ホームページやなどで詳細を提示致しますので今しばらくお待ちください。
これぞ多店舗化・チェーン化のビジネスモデル!
今日は台風18号の影響で朝から外は雨で大荒れ!
台風情報をしっかり把握して行動しましょう。
さて、今日のお題は『これぞ多店舗化・チェーン化のビジネスモデル』です。
具体的なお店を紹介しながら 、
多店舗、多業種、チェーン化のビジネスモデルを考えてみましょう
店舗は
◉東京の三軒茶屋、たまプラーザ、市ケ尾、青葉台の4店舗 「本格炭火焼肉壱語屋(いちごや)」
◉ベーカリーショップ『麦と青空』
◉石窯ハンバーグ&ステーキ専門店『ハンバーグファクトリー』
この店舗展開に於けるビジネスモデルのポイントは
●出店エリア:
田園都市線沿線に出店。
出店エリア選定のポイントとして
1)どの駅の地域も高級住宅地である程度の高所得者層が居住している地域
2)田園都市線で急行停車駅(三軒茶屋、たまプラーザ、青葉台)=居住人口が多い。
3)出店地域のマーケット層が似ている事からターゲットの利用動向も読みやすく、似ているため
出店しても失敗がすくなく、成功率も高くなる
4)出店路線が1本ということは、店舗を経営管理する場合、
異動が楽であり、行動力や対応力がスピーディーに行なえる。
また、パート&アルバイト、社員に至るまで、急な欠員や退職などによる人不足の店舗に
対して、他の店舗から応援体制が組める事で売上損失を防ぐ事ができ
派遣されるスタッフも職場環境が変わる事で変化があり、
働く楽しさを与えることができるので離職率も低下する。
●黒毛和牛という特徴を活かせる業態選定が成功の鍵
焼肉専門店4軒とハンバーグ&ステーキ専門店で黒毛和牛を1頭買いすること
=仕入コストが下がり、コストパフォーマンスの高いリーズナブルプライスで料理を提供できる
=販売店舗が多いと、肉の使用回転率がUPし、鮮度が良い商品をお客様に提供できる
●ハンバーグ&ステーキ店を出店したメリット
牛を1頭買いする時のデメリットは、牛は生き物であるため、肉をさばいてみないと肉の状態がわからない
例えば、脂のつき方が霜降りなら良いが、脂が部分と赤身の部分が混ざっている場合、使用できない部位も
多数出て来るケースがある。また、焼肉では使えないすじ肉なども大量に出て来る
というように、商品として使用できない部分が出てきたとしても、仕入れは1頭やキロで店舗は購入するため
使えない肉も買っている事になる=原価率が上がり、販売額も上がる。
なので、焼肉店では今まで使用できなかった部位(肉)を切り落としやカルビ壷漬けなどとして販売したり、
すじ肉をランチカレーとして転用、あるいは、すじ煮込みとして販売
しかし、このチェーンではハンバーグ専門店を持つ事で、
今まで廃棄していた部位をミンチにして赤身と混ぜる事で、
良質は黒毛和牛100%ハンバーグとして販売することができ、
他店との差別化も可能となる。また、夏場すじ煮込みが売れないなどの問題点を解決することができる。
と言った素晴しい相乗効果を生み出している
●ベーカリーショップを出店したことによるメリット
1)店舗面積の有効活用による収益アップ
ハンバーグファクトリーに併設したベーカリーショップは、
朝7時から10時までハンバーグファクトリーの客席を使い、
モーニングを展開することで、店舗を有効活用している
店舗賃貸料は月額で固定されていることから、
できるだけ長い時間営業して収益を生み出す仕組みが求められる
その点、この店舗は今まで営業していなかったハンバーグファクトリーの客席を
有効活用して収益を求めるというカタチを取っている。
2)ハンバーグファクトリーへパンを提供
・ベーカリーショップの課題は閉店時間が近づくに連れて商品ロスを無くすため
商品が品薄となって来ることで、売上の機会損失が発生している。
この問題を出来るかぎり解決する方法は?
ベーカリーショップの一番売れる商品「食パン」を商品ロスを考えずに販売することを
可能にしたのが、ハンバーグ専門店のスープのクルトン。これは食パンの耳、食パンの廃棄分を活用できる
・ハンバーガーのパンズ、セットのパンを自家製パンで販売=ハンバーグファクトリーの差別化メニューとなる
●各店の商品をバッティングすることで生まれるスケールメリット
イ)各店のドリンクメニューの統一化
ロ)ハンバーグファクトリーと壱語屋の付加価値サービスであるウーロン茶、コーン茶の提供
発注ロットが多くなり仕入コスト削減
二)ハンバーグファクトリーで韓国鍋を販売(壱語屋)で食材共有。
さらに冬場の売上アップ商品として活用.
というようにザーーーと書いてみましたが
素晴しいメリットが一杯詰まったビジネスモデルだと思います
これはあくまでも
各お店で食事をして感じたことを
飲食店プロデューサー&コンサルタントとしての視点で分析してみました
これから多店舗化、チェーン化を目指す皆様
是非、ご参考にしてください。
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