ロールキャベツ/ローストビーフ/ピラフ等々... 獣肉類の中でも特に牛肉は清酒などの醸造酒と取り合わすには非常に難しい食材ですが これまで幾多の蔵元交流会を糧に沢山の牛料理を手掛けてきました
多数のお客様へ一度に提供でき なおかつ冷めた状態でお酒と合わせる条件下で 今回はコロッケに挑戦 用いる牛はわさびやではお馴染み神戸牛/筋肉の部位です
昼席で提供するコロッケとは違う手法で 白米ではなく清酒にあう料理設計に挑戦しました
筋肉は取り寄せて数日冷凍させ 解凍後掃除して柔らかく戻し 戻し汁で時雨煮に
新じゃが芋の旨味を補う程度の加糖(砂糖は用いません) 冷めても口中でとろける柔らかさに
生地の馬鈴薯(じゃが芋)は男爵を 通常の仕込みは蒸しますが 大鍋でたっぷりの湯で粉吹き芋状に
粘りを出来るだけ出さない様 手早くマッシュに 少量の岩塩と黒胡椒で下味をつけます
試食をし 割合と量を決めます 御飯でなく酒の“あて”に定めるのは意外に難しい...
脱線しましたが オムレツにしても美味しかったです(笑) 今度裏メニューでやってみよう
結構上手い具合に仕上がりました 皆様にも喜んで頂けて何より
細かい分量はお教え出来ませんが また改良して提供したいと思います