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侘寂伝文(わさびやブログ)

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関係者様各位 

先日ご注文頂いた清酒 絞りたて瓶詰が只今蔵から到着しました そう…あのお酒です 

一般販売ではないため 銘柄は伏せさせて頂きます ご了承下さい

関西ではほぼ見る事が叶わない"泳ぎ鮟鱇"を入手できました 水揚げ後の鮮度落ちが早く 現場で活締めされる事が通常な筈の鮟鱇が 大人しく目の前に鎮座しています 

 

3㌔程の個体ですが薄命そうでしたので すぐに調理 今年は季節外れの希少物とよく出会います

敦賀昆布(つるがこんぶ) 

福井県敦賀市は古くから昆布の加工で栄えた街で 昆布職人や昆布を扱う商店などが地場産業の一端を担ってきました 主に道南産の真昆布を用いた"おぼろ昆布"は敦賀の伝統産業です 

 

昆布を薄く加工した"おぼろ昆布"と"とろろ昆布" この2つの違いはその削り方です とろろ昆布は何枚もの昆布をプレスして大きなブロック状にして機械で削ります 機械で削りますので短時間で沢山削れ 一般的に多く出回っています 
 

対しておぼろ昆布は1枚の昆布を面に対して職人の手で薄く幅広く削ります 削節形状もとろろ昆布は細かく おぼろ昆布は幅広いのが特徴です 幅広く削る為に傷の少ないきれいな昆布を厳選し 1枚1枚丁寧に職人が削るので おぼろ昆布は昆布本来の旨味が味わえるのです ただ職人の手作業に依る所が大きく とろろ昆布に比べ出荷量は非常に少ないです 

 

敦賀昆布 株式会社 

 

 贅沢な太白とろろを賄いの饂飩に 贅沢な経験をさせて頂きました 

創意工夫して お客様に喜んで頂けるような提供方を模索しています

城福寺(じょうふくじ) 福井県越前市五分市町11-26 

平家の棟梁 平忠盛の正室で 太政大臣 平清盛の継母にあたる池禅尼の孫/平保盛が建立 
源平合戦に依る平家滅亡後 保盛は平家一族の都落ちには従わず 父頼盛の荘園があった縁と保盛自身が越前守に就いた経緯もあり 文治年間(1185~1189)に乳母を頼って来越 建久年間(1190~1198)釈門に入り西海に亡んだ平家一門の菩提を弔う中 承元元年(1207)親鸞聖人北国御流罪にあたりその門弟となり 法名"如成"を請け城福寺を建立 越前一向一揆と織田信長の対立で天正元年(1504)五分市町に 更に寛永元年(1624)この地に寺域を移し現在に至る 

 

花筐櫻(はながたみのさくら) 

世阿弥の謡曲"花筐"でお馴染み継体天皇所縁の桜塚 藩主松平氏が毎年観覧されていた事で有名 

 

越前市指定天然記念物 柊(ひいらぎ)樹齢推定350年 

 

国指定名勝 城福寺庭園と松平福井藩主 御成座敷 

元禄年間に作られた借景築山式蓬莱枯山水の苔庭 苔を大海に準え3つの苔岩を島に見立てている

 

馬場跡 味真野特産茶畑

 

平家一門 供養塔 

1159年平治の乱で平清盛は源氏に勝利し 翌年13歳の源頼朝は捉えられ打首宣告を受けるも 清盛の継母であり平忠盛の正室池禅尼が清盛に頼朝の助命を嘆願し 頼朝は伊豆へ流罪と免れた 後に源氏が平家を滅ぼした後も頼朝は池禅尼の恩を忘れず 池禅尼の実子 平頼盛と池一族を優遇している その頼盛の子 平保盛が1207年に平家一族の菩提を弔うため城福寺を開創 現存する唯一の平家一門供養塔 

 

令和6年4月 営業日程 

・休業日-7日.14日.21日.29日(28日の代休) 

・予約営業(貸切)-26日(金).27日(土) 蔵元交流会2DAYS開催で終日一般営業は休みます

 

・夜席-月曜~土曜(日祝が祭日時は月曜日に代替休業) 18:00~23:00(ラストオーダー22:30) 

 前日までにご予約頂ければ17:00より開店します 

 予約状況や仕入れ事情により閉店時間が早まる事があります 来店時に是非ご一報下さい

 

・昼席-月曜~金曜 11:30~13:30(ラストオーダー13:00) 

 仕出し料理や夜席の予約関係等で 不定期に休む場合が生じます

 1日(3/31の代替).8日(病院).12日(免許更新)の昼席は休みます