今日は最近友達になったインド人(男)とスウェーデン系フィンランド人(女)の

カップルが昼食時に遊びに来た。


彼らはインドで彼らにとって3回目の結婚式を挙げて帰ってきたばかり。

アメリカで式を挙げ、フィンランドでも。そして今回はインドでだった。


私達も9年前同じことを経験した。

まあ、私達の場合はアメリカ、インド、日本だったが。


昼食に何作ろうかなー?


2人に、食べ物に制限がないか訊いてみた。

ヒンズー教徒の彼が牛肉を食べないという。

それが普通だが、わたしの主人は仮のヒンズー(?)のため、

私は何でも食べてもらえてLUCKYだ。


インド料理にはさすがに飽き飽きしていたらしかったので、

インド料理は避けた。

といってもどうせ私は本格的なインド料理はつくれないが。

(ほとんどあきらめきっている!)


まあ簡単な和食にすることにすれば、ごまかしも利くかな?


メニュー 

     ちらし寿司サーモン入り

和風ポテトサラダ(ちょっとゴマが入っている)

     蒸し餃子(これは買ったもの)

     グリーンサラダ、クランベリーとわさびのドレッシング

     オレンジゼリー

     チャイ


このメニューを見ると、これで和食??て疑問視されるかもしれないが、

まあ許して。


和食もどきといったほうが良いかもしれない。


2人とは最近知り合ったばかりだが、

インド人男性とそれ以外の女性(特にアメリカ人以外)という

カップルとの友情ってとても大切。


インド人特有の癖があるからね。

それを分け合える女性って必要ですもの。


それと、2人が外国に住んでいるっていうことも結構重要な部分。


勿論、私達はどんな人種の人たちでも友人になれるし、なりたいと思う。


でも、共通点のある人たちとはやっぱり何かつながりを感じる。


前の街ではなんとインド人男性と日本人女性のカップルが5組もおり、

(といっても直接的には1組は知らなかったが)

集まると結構話に花が咲いたりした。


それに同じような境遇の人たちと話をするとこれはインド男性の特有さか、

ただ単にそういう個人の性格かがわかりそういう面でとっても便利だった。


さて、2人はLUNCHを楽しんでくれた。とても美味しい!と言った。

男性は「このご飯美味しいね!」と言っていた。

でも、私は見逃さなかった、彼がそのご飯に餃子用の酢醤油をかけているのを


「あー、インドじーん!!!」と思わず心の中で叫んでしまった。


私と主人が知り合ってからもう12年になるが、

そのときからの永久の違い」のひとつは、

「どのように食べ物を楽しむのか?」だ。


日本ではシェフにおまかせというかんじが多く、

一品、一品、どういうソースをかけてどんな味で食べるかは作る人が決め、

それを食べる人は尊重するという傾向にあると思う。


インドは。食べる人自身が楽しむ、というのが主。

一枚の皿でいろいろな味の物をごっちゃにして食べるし、

自分の好きなソースやチリなどを足してお好みで食べる。


だから、酢醤油をご飯にかけられたからって、別になんてことはない。。。。。。


筈だが、「アー!!!!」ってやっぱりおもってしまうのは

私の心が狭いんだろうか?


さすがに主人は私の気持ちを少しはわかってくれ、

日本的感覚の食の楽しみ方に賛成していないけれど、

一応何かかける前に私に「怒る?」と尋ねる。


私はすぐ感情が顔に出るので、答えを聞かずに決めて、

なるべくはかけないでいてくれる。



2人が来てくれて楽しい時間を過ごしたけれど、

酢醤油事件おおげさ!)が特に印象に残っているなんて

なんだか自分が情けないな。