日本じゃなくても日本人の母親はお受験に燃える?!えっ

そんなのを目の当たりに見てしまった。


先日、最近知り合いになった日本人の方のお宅にお邪魔した。

SKも一緒に。その方はSKよりも1歳半上の男の子と10歳の女の子のお子さんがいらっしゃる。

私達がつくと、その4歳半のお子さんがバイオリンを弾かれていた。


それとその方のお知り合いでこちらで「お受験に成功された方」がいらっしゃっていた。な ん と 私の顔見知りの「あの人」だった。

彼女とは偶然いろいろなところで出会っていた。彼女の娘さんはうちのSKより1歳半上で色の白い可愛い子だ。

「あの人」とであったのは記憶では以下の時だと思う。



*私達が気に入っている和食のレストランで何回か会った。


*娘SKの友人の女の子の誕生日会で去年の5月にあった。



*昨年の夏、SKが行き始めたPreschoolの前で。彼女のお子さんも同じ時期に行き始めたのだ。


*主人の遠い親戚の子供の誕生日会に出席してびっくり。その近くに住んでいるとは聞いていたが、同じビルらしくその誕生会に参加していた。でも、話をしていたら、「私、新しい友達って面倒くさくて作る気がしないの」などと言われたので、これは私とは付き合いたくないのかなと思った。


*PRESCHOOLの学芸会で。数日前にお子さんがPRESCHOOLでやけどをしたとかであったとたん、主人に文句と言うかいろいろと言い始めて圧倒された。


*日本へ帰国してこちらに戻るとき、飛行機に乗り込む前と降りてから会った。勿論あちらはお子様、ご主人と3人ビジネスクラスでしか旅行なさらないらしいので、機内では会わなかったが。あの時も空港で出てきたら、主人に猛烈にしゃべっていて、「この人は何だ?」って感じだった。


印象としてはくどいし、成金だし。

で、ちょっと憂鬱だったのだが、まあ仕方がない。

いろいろと話を聞いた。

すごいものだ。

彼女の娘さんは来年度(9月)からこの街で一番と言われる私立の一貫教育の学校の幼稚園に入る。今回で3回目のお受験だったらしい。すごい勢いだった。街中の学校を全部見て廻ったそうだ。

その4歳半のお嬢さんは、ピアノ、チェロ、バイオリンが弾ける。

そしてスケートとスキーをこなす。毎日お稽古事が多く、家庭教師についてもいるらしい。

うわー、圧倒された。


聞いていて、ちょっと不安になってしまった。「お宅ももうちゃんとしないと駄目じゃない?」というような事を言われたので、だんだん気持ちが憂鬱になってしまった。うちはどうするのかな。大丈夫なのかしら?私立はお金がないし、うちの学地区の小学校は良いと聞いているから公立校にって思っていたけれど。でも、やはりただ一概に良いと思うのは間違いかもしれないと思った。やはりきちんと見て考えたうえで決めるべきなのかもしれない。


勿論私は「あの人」のようにはなれないし、絶対なりたくもない。

それにしても日本人の教育ママはすごいな。