義親がインドから母の日に私達の所に到着した。

最初の滞在は1週間。

その後、約一ヶ月の旅に出て、その後6月の半ばにこちらに戻り、なんと6週間連続の滞在となる。


たったの1週間、そんなに長くないさ、と思っていたが、短くはなかった。

うーん、ストレスレベル300%となってしまった。

文化の違いって口では言えるが、本当に経験すると大変。それも好き好んでではなく、仕方がないからっていうのは大変だ。


(1)義親はここに滞在するのは当たり前で感謝がない

この点は本当に困る。なんでもしてもらって、勿論当然なのだ。インドでは使用人の人が身の回りの世話をするし、掃除の人もいる。だから、のみっぱなし、食べっぱなし。お風呂洗面所は水浸し。

紅茶を飲んでキッチンのカウンターに使ったティーバックが沢山捨てずにある。それからそのためにキッチンのカウンターがお紅茶の後がついてしまう。

言い出したら、切がないのだが、私があちらのためにあわせているっていうのが、わからないのか、わかっているが、当たり前なのか。うーん、大変。

これは絶対使用人になっているかも。

紅茶やお水を飲んで使うカップの量は本当にビックリだ。

そして、私達のところは2ベット・ルームのアパート。だから、お客さん用の寝室はないのだが、私達が居間で寝て自分達の部屋を空けてあげている。でもそれも感謝はない。そして、お風呂洗面所も同様だ。

こんな狭いところに大人4人+子供ってちょっと普通でも気が変になるのではないのかと思うのだが・・・


(2)おんぶにだっこ

長い間滞在するにもかかわらず、具体的に何をしたいというプランはない。そして、何かを提案してもすべて私がいろいろと調べる羽目になる。

今回の全米内での旅行も、私が完全に旅行代理店化して、全部インターネットでチケットを買い、細かい旅のためのしおりをつくり、また荷物の制限なども全部調べてあげた。

私が忙しかった日でも美術館までバスで簡単にいけるにも関わらず、車で送る羽目になったし、買い物に繁華街まで行くといって、その日のお店のリスト、昼食の候補のレストラン、映画館について、その日のやっている映画の名前、時間などなど詳しく調べさせられた。

はっきり言って、PERSONAL ASSISTANTにさせられていた。


(3)ひつこい

義母は特にすごく何回も同じことを繰り返す。どうしようもないことも含めてだ。丁度先日、うちのキッチンの排水溝が詰まってしまい、その修理をビルの下に頼みに行ったが、あいにくかなりいろいろなことで立て込んでいるときだったらしく、約丸1日来てもらえなかった。私はDish Washerも使えないし、洗い物もちゃんとできないので、嫌だったが、何度も言うわけにはいかないし、ちゃんと正式に依頼を出していたので、待つしかないとこらえていた。しかし、義母はひつこく何回もどうなっているの?とたずねた。主人も何度も訊かれてカチンときたらしく、「べつにお母さんに不都合はないでしょう?洗い物しているわけでもなし。」と言ってしまったそうだ。私は怒りがこみあげそうになったが、「あーあ、この人仕方がないな。」と自分の中で思って気持ちをなだめていた。


(4)プライバシー0

私達は居間で寝ている。そして、義両親は何故か彼らの使っている寝室のドアを閉めてくれない。何にも話せないし、何にも出来ない状態だ。ちょっとひどいんじゃないかな。


(5)主張型

インドでは何でも自分の主張をするのが大切。人の話をよく聞き、良い意味で聞流してくれる人って少ない。義両親も本当に自分の話が中心。そのため、娘SKはかなり深いらしい。一生懸命はなしかけてもちゃんと聞いていないので、3回繰り返してもわかってもらえず、かなり頭にきていた。そして、わざと日本語だけで話したりし、私に「ママとだけ話したいの。」と英語を拒絶したりした。

インドでは子供への扱いがアメリカとは違うので、特に子供は結構馬鹿にされている。大人は好きなときだけ子供をあやして、後は話を聞かない。そういうのは私は嫌いなので、SKも慣れておらず、カチンときてしまったようだ。

私はSKには悪いことは言いたくなかったので、「ちょっと聞こえなかったんじゃない?」とか「アメリカ英語の発音に慣れていないから。」などといってなだめている。彼女の日本側の祖父母(私の両親)はとてもよく話を聞いて対応してくれるので、そうでなく、勝手に話したり、話しかけてもとんちんかんに勝手な答えが返ってきたり、勝手に好きなときに無理やり子供の歌を押し付けてきたり、聞いているお話を遮られたりするのにSKは耐えられないようだ。難しい。

SKのみならず、私の運転にも「ご指導」が。特に義母はなんと自転車にも乗れないのに、駐車するときのアドバイスが・・・。はっきり言うと彼女が大きくてその窓から後ろが良く見えず、駐車するのに支障が。義父もいろいろとご指導くださったが、彼は一応運転できるのでまだ許せるが、うーん!もう少しで義母に対して爆発しそうになった。


(6)語学に対する感覚

今回は主人がヒンディ語を教えて欲しいといったので、ある意味でははりきっているらしいのだが、どうやって教えるべきかということに対して本当に私と全く異なっていて、見ていて私はいらいらとしそうになる。

3歳のSKには英語、日本語と両方すでにある。ヒンディ語で大切なのは発音を沢山聞いたり、身の回りのことをヒンディではどういうか、また簡単なフレーズなど。そういうのを習得することにより、それをもし使ってヒンディーが通じるという自信がつけば、将来にちゃんと自分で勉強する意欲もわくと言うものだ。

でも、義両親はすごく難しいフレーズをただ言わせようとする。なにがなんだかわからないし、ただの丸暗記ではあまり意味がない。それにわからないからつまらない。ふてくされてしまうSK。あー、逆効果だ。


(7)決して謝らない

日本人てちょっと謝りすぎっていうくらい、「すみません」とか「ごめんなさい」って言う。でもインド人は逆。自分が悪いのに、謝らず、いいわけタラタラ。私は、「早くひと言 “I’m sorry!”って言ってくれればそれで済むのに、この言い訳は逆に許したくなくなる!」と思うことが多々。

義両親もそして主人も同様。

あー、へりくつ、疲れる!


いままで上げた7点のほかにまだまだまだまだたーくさん、私には不満がある。

っていうと、不満たらたら小僧!って怒られるかもしれないが、本当にアメリカで独立してずっとやってきたリベラルな私としてはアジアの古き考え方って難しいことが多い。


不満を書く場になってしまったけど、本当に本当に大変。

今週半ばから短い間結婚式出席でCALIFORNIAに行くのだが、向こうで主人の両親とも合流予定。だから、休暇といっても、休暇じゃない!!!

あーあ、ストレス溜まる!



6週間、本当にどうなるんだろうな。

ブログ読んでくださる方、悲観的でごめんなさーい