私のストレスの一部が主人のインド人ということから来ている。

別にインドが悪いなどといっているわけではない。

でも、日本からアメリカに渡り、自由主義の中で独立して頑張ってきた女性の私にとって、インド的な考え方を押し付けられると本当に窮屈でたまらないことが多々あるのだ。


以前私はワシントンDCに住んでいたのだが、そこではインド人の夫を持つインド人以外の女性の友達がかなり居た。特に、その中で2人と仲が良かった。

1人の女性は日本人のNで、もう1人はアメリカ人のL。私は何かあることに今でも必ず、この2人に電話をかけて話をする。本当に実体験からいろいろと分かち合えるからだ。


今日は久しぶりにLに電話した。Lは私よりも3歳年上だ。彼女には1歳の男の子が居る。彼女とご主人は不妊治療で7年も苦しんでもう最後のチャンスと言われたときにやっと妊娠したが、経過がおもわしくなく、結局予定よりも3ヶ月も早く子供が産まれてしまって、ずっと保育器で育って大変だったのだ。でも今は元気にその子は成長しているようだ。Lの両親は他界してしまっているのだが、Lのご主人のインドの両親や姉妹、弟などがどんどん泊まりにきているようだ。その時の彼らの態度がやっぱり私の経験とそっくり。2人で話していると自分だけこういう思いをしているのではないとわかるし、単に文化の違いで別にLのご主人の両親もうちの主人の両親も変なわけではないとわかり、少しは気持ちが楽になった。

また機会をつくってもっと話をしたいなと思った。


Nは子育てでも人生でも私より先輩。とても素敵な人だ。彼女のご主人の両親はずっと私の主人の両親よりもひどく(というかかなり世間知らずで古い考えかただし、ちょっといじわる)ずっと我慢してきていた。でも彼女は強い人だ。嫌味がなく本当にさっぱりした素敵な人だ。彼女の娘さんは今月で5歳になる。

SKにとってももしこの子が近くにいてくれたらどんなに良かったかなと思うことも多くある。


この街に引っ越してきてからインド人とインド人以外のカップルには1回位しか出会っていない。会ったカップルとも交流をちょっとしただけで音信普通になってしまった。なかなか丁度気のあう人たちっていないのだなと今更思う。

LN、違う街に住んでいるけれど、これからもいろいろと話をしたいなとつくづく思う今日この頃である。