SK, 3歳。
彼女の歳では何でもスポンジ。
SKは写真を撮ってもらうよりも自分で撮りたがるので、しっかりと覚えてもらうことにする。素直にやる気さえ出せば本当にすごい勢いでいろいろと覚えるので、今日はデジカメで写真を何回か撮り、最後にはちゃんとした写真になっていた。 （す、すごい!）
私が昔、私にカメラを教えてくれた現在はプロの人が教えてもらったカメラの持ち方をSKに伝授する。SKのカメラはデジカメではないが、本物のカメラである。
彼女は、「これはデジカメじゃないけど、イマジネーションを使わなくてはいけないのよね。」と私の真似をして言う。
私は昔プロの写真家を夢見ていたことがあった。（ずっと昔ですから、最近の写真を見て、エー?って思わないでくださいませ、ませ!）
でも、そういう私の野心とかではなく、とにかく３歳児の習得力には頭が下がり、また私のSKがこんな歳になったのか、とただただびっくりしてしまった私である。
勿論プロのカメラマンなんか期待していない。
このくらいの歳からやっていればきちんと｢見る眼」を育てることが出来るかな?なんてちょっと思ったりして。
人の心を映し出せるようPHOTOGRAPHERにほしいと思う私である。