主人の従兄のNが久しぶりにATLANTAから遊びにくるので、家をきちんと片付けることになった。

こういうことでもないと、主人は片付けてくれないので、私としては従兄WELCOMEといった感じ。


Nは、昔私と主人が出会った頃に主人と同居していたし、私も大変よく知っているので、気が置けなくて楽である。

金、土、日、月(LABOR DAYの祭日)、火とゆっくりくるのだが、勿論LIVING ROOMOKだし、全然苦にならない。

主人はずっと忙しかったし、Nもずっと忙しかったため、この頃は電話での通信が多く、ここに主人を訪ねてきてくれたのも1年に1回くらい。過去2回は丁度私とSKが日本へ行っていていなかった時に来てくれているので、私とSKにはなんと2年ぶりだ。

Nは、久しぶりにSKに会って、かなり違っていたので改めて驚いたようだ。そりゃあ、1歳3ヶ月と3歳4ヶ月だったら別人のようですよ!

従兄はSKにとっては父方の伯父。

これはタヤと呼ばれる。だから、SKNタヤと呼ぶ。それがちょっと嬉しそうだ。でも、独身なので、やはり子供の事はいろいろとわからないし、突然びっくりするようなことをSKに教えようとしたりして、ちょっとドギマギする私だ。


インドでは、従兄弟というのは、とても近い存在だ。主人には男の兄弟はいないし、Nは一人っ子だから、2人はある意味では兄弟のようだ。Nの方が主人よりも2歳年上。彼の方が一年早くアメリカに渡り、主人が最初にコンピューターサイエンスのために行った大学院と同じ大学のビジネス・スクールに行っていたのだ。

Nのお陰で、主人はいろいろな意味で彼に助けられ、異国の地に渡っても、彼や友人と共に生活していたので、ある意味ではカルチャーショックは少なかったように思う。


私は、久しぶりに主人と同じようなユーモアを持つ彼と一緒にいて、この街に引っ越してくる前のストレスが少なかった頃の主人の陽気さが懐かしくなった。

主人はこの3年間本当に少ない睡眠でやってきているから、言う事がちょっと意地悪っぽくなった気がする。本人はそれを認めないが、私にはわかる。
そして、私は「何故思いやりがないのか?」とイライラしてしまう自分と主人の関係をどう修復していったらいいのかとまた改めて考えさせられてしまうのだった。