お帰りなさーい、と昨日の夜主人を迎える。

面接を終えてカリフォルニアから帰宅。

主人はこまごまと面接での様子を語る。

その話を聞いていて、ふと何だか昔の私たちの姿を見たような気がした。


昔・・・・

私達はある意味では親友だった。

お互いの気持ちを話し合い、お互いを励ましあった。

何でもお互いに語り合って、向上を目指していた。


出会ってからもう14年。

結婚してから、少しずつお互いの思いやりが欠け始めたのかもしれない。

仕事、仕事の日々。それでもまだまだ話し合いはしていたと思う。


3年前から主人がたいへんいそがしくなり、主人がどんどんと向上していく中、私は取り残された気分になった。

私に同じ立場でいろいろと話してくれなくなった気がした。

この3年の間、仕事やビジネス・スクールのことも話してくれたけれど、はっきり言って、私でなくても誰にでも良いって感じだったから。


主人は今度引っ越すとしたら、2人のためになると2人で判断したときに限って引っ越したいと強く言った。

私はどこに行ったとしても2人が仲良く、そして娘SKと3人で頑張れると思えることが一番大切だと言った。


私達はまた仲良く友達になれるのだろうか。

きっとなれると感じた。


今朝までにはカリフォルニアの仕事に受かったという連絡があった。

詳細はまだ不明だ。


今日の夕方主人はニューヨークに出かけた。

飛行機が遅れたらしく、夜中1時に今着いたという電話があった。

頑張れ!


どうなるかまだわからない。

もしかしたら、この街に残るかもしれないし、カリフォルニアまたはニューヨークに引っ越すかもしれない。

どこに行くにしても、「私達」という2人が夫婦としてそして人生のパートナーとして昔のように親友としてやっていければ、本当に嬉しいな、きっとそうなるという嬉しい予感がした。