2001年の911事件以来、主人の飛行機での旅はいつもいつも空港で特別に調べられるというふうに変わった。

快適な旅っていうのはなく、持って行くスーツケースは全部開けられるし、靴の裏を見られたりいろいろと検査される。

ストリップサーチはまだないのだが、それ以外はいろいろとあった。

主人が前回日本へ訪問した際もそうだったのだが、日本とアメリカの間の飛行機にはインド人は他にはおらず、また案の定特別に何度も何度も調べられた。

チェックインにも時間がかかったし、搭乗の際にも、「ちょっとこちらへ」と特別に調べられた。主人はもうなれっこになっている。

隠すことはなにもないし、調べられてもいいのだが、やっぱり1人だけ他の人と明らかに違う待遇を受けるといい気持ちはしない。

テロ防止。空港での検査。勿論必要だ。私達も協力を惜しまない。

それでも、調べ方がなんだか甘い。でも主人は肌の色や国籍である意味では差別をされてしまっている。

それに対して、主人ではなく私が怒りを感じることがある。

白人でもそれこそオクラホマでのテロを起こした人たちのような人もいる。

世界中にどんな人種でも悪の道に走っている人はいるのだ。

だから、空港での所謂random searchをもっと平等にしてほしい。