今年の暮れに引っ越す北カリフォルニア。
昨日びっくりした事実を知った。
というのは、私の昔の恋人2人がこの街に住んでいるとわかったのだ。
1人は彼が行っていたビジネス・スクールのホームページを偶然見ていて、見つけてしまった。彼はかなり年取っていたが、やっぱり変わっていなかった。
もう16年も前の話だが、私は彼と遠距離恋愛をしていた。
彼は日本に住んでいた。
でも、彼とは、人間としてお互いの信頼が薄かったので、なんだかあまりもう会いたくない。この人とはばったり会ったりしないといいなと思うのみだ。
そして、もう1人の彼。彼はちょっと南にある町でレストランを経営している。
彼とは18年も前に遠距離で付き合っていた。彼はその時、中西部に住んでいた。付き合う前にずっと友達で本当に彼のことが好きだった。人として、温かみのある人だった。彼とはぜひ会えたら・・・・とずっと思ってきた。
この事実に直面し、自分の中でなんだか安易な気持ちに直面しているのがわかった。偶然にもその2人が住んでいるなんて・・・と思ったが、本当に昔の話なのだから、何だってことはない。
でもちょっと驚いた。
そして、何故か不安になった。
そして不安になっている自分が嫌だった。
自分のティーンエージャーの時や20代前半というのは気持ちがある意味で強いのだと思う。
そして素敵な想い出も嫌な事もいろんな気持ちも沢山の悲しかったことも脳裏に焼きついている。
だからあの2人の存在に対しても自分の心が動くのだと思う。
それにしても、不思議な気持ちに久しぶりになった。
別に主人と比較などしない。
2人ともそんな存在ではないから。