この町に引っ越してきてから、意外にも私は友達があまり出来ていない。むっ

自分の中でもいろいろな気持ちが交錯してしまっていて、混乱している。

SKも私も中西部の街が大変恋しい。


期待してきた西海岸。

やっぱりモードが違うのかもしれない。

それに、2月の天気は良かったが、もう5月も終わりだというのに、逆に寒い感じ。7,8月は寒いと聞くと本当に気分が暗くなってしまうのだ。南半球じゃないのに!!と怒りがこみ上げてくるえっ


SKは2月末から2つのPRESCHOOLへ通っている。

1つは日本語。これは月曜日から金曜日週5回。朝、9時ごろから午後1じまでだ。延長も可能でそうすると3時までは居られる。

もう1つは英語。英語の学校は月、水、金の午後2時から5時45分まで。

最初、SKは2つの学校に行くのは疲れてなれなかった。そして、日本語の学校を好んでいた。しかし・・・・役1ヶ月経った頃からいろいろなことに変化が起きてきた。

現在、日本語の学校の方は私は気に食わない。

(1)SKは小さい子たち(2歳や3歳になったばかりなどの子達)のクラスに入れられ、(SKが一番上で、工作など本当は35分程度やるはずのものをSKは毎日5分くらいで完成してしまう。)SKの態度が赤ちゃん帰りしてしまっている。園長先生にお願いして、もう1つ上のクラス(SKと同じ歳くらいかちょっと下くらいの子がいるクラス)への移動の考慮をお願いしたら、なんと・・・

「おかあさん、みんな同じ歳ですよ。」(嘘)

「うちは実力別とかしていませんから。 MDスクールご覧になったらいかがですか?」

私は目が点になった。まず、嘘。そしてその対処の仕方はナンだろう????

取り合わない、といった感じで、園長先生に従わないのならもうダメってかんじなんだな~とよく判った。


SKは客観的に見てもこのクラスではなく、上のクラスに適しているので、正直言って驚いた。


(2)工作など先生がほとんど作ったものにちょっと子供が指示された場所に指示されたことを書くだけで、全然子供の想像力を発達させていない。作品があまりにも綺麗なのだが、本当にどこまで自分でやったのかわからない。


(3)SKは出来ることばかりしているし、(出来ることもさせてもらえないことも多い)本当に何も学んでいない。


(4)仲間はずれなどがあるようだ。SKは新入生だからなかなか友達が出来ない。SKは人並み以上に友達が好きだが(1人っこだからかも?)SKが挨拶しても無視する子もたくさんいる。でも、SKは考え方が楽観的なので、「あの子はSKの声が聞こえなかったのね!」などと受け流す。見ていてこっちが涙が出そうになることもある。


(5)園長先生以外の先生と親が話をすることが許可されていない。



日本語の学校では友達が出来ないのだ。SKはとても気さくだし、結構優しく、他の子と遊ぶことに大変興味を持っている。しかし、日本語の学校では他の子がSKを無視したりすることも多々ある。先生はそんな子供達を注意したりはしない。また先生達がいい加減なことを言う場合も多い。これは日本の教育というのとアメリカの教育の違い・・・ってことではなく、多分この日本語の学校の方針が私に合わないのだろうと私は思っている。


今日、日本語の学校に退園届けを提出する予定だ。日本語の学校は6月半ばで今学期が終わる。夏も最初は行かせようかと思っていたが、最近のSKの赤ちゃん帰りしてしまった態度や何も学んでいないのを見て、早めにやめさせた方がみなのためだと判断したのだ。

英語の方も6月末でおしまい。


7月は私と遊んだり、バレエキャンプへ参加したり、日本へ行ったりと楽しくなりそうだ。8月半ばまで日本で、その後出来たら、中西部の街に里帰り(?)したいと思っている。


そして、9月からはまた新たな挑戦が始まる・・・・・・。