アメリカ西海岸。
私達は東部、中西部に住んでいたから比較すると・・・
なにが違うかって・・・・
アジア人が多い!
うようよ。ここはどこ?って感じもしたりする。
だから最初はいいかな・・・と思ったけど、そういう所も特殊だから、こんなのに慣れてしまうとSKのためにはよくないかとも思う。
でも1つ良いことがある・・・!!!(楽観的な視野を持ちましょう!!)
実は中西部からこちらに移るかもしれないっていうことになって目をつけていたのが、
SKのためのHINDI語のクラス。
हिन्दी
インド人のコミュニティーセンターで4歳からのクラスが週1回あるのだ。
これはすごく魅力。
もちろん、目の前にそういうところがあるわけでなく、私達の住む町から1時間弱南の町までいかなくてはいけないのだが、それでもとっておきのチャンス!!!!
以前にも書いたけれど、私の野望は今までことごとく打ちのめされ、
SKはHINDI語を全く習得していなくて、本当に残念と私はずっと思ってきたわけなのだ。
普通、HINDI語のクラスというと、大学かまたは寺院で行われることが多いのだった。それにはちょっと抵抗がある私だった。
・・・というのは、語学の勉強に宗教色を入れたくなかったのだ。
うちの家族はとても宗教的に不思議な家族だ。
主人の両親はあの時代のインド人としては大変珍しい恋愛結婚。
それも・・・異宗教同士の。
主人の父はヒンズー教徒で、アレアサマジというあまり偶像崇拝のない改革的なヒンズー教の信者である。義父の母は敬虔なヒンズー教徒だったらしいし、義父の妹は今でも敬虔なヒンズー教徒だが、義父はそうでもない。
義母はキリスト教徒。インドには結構たくさんキリスト教徒も居る。カーストが低い人たちが改宗したりした場合もあるが、そういうことに関係なくキリスト京を信じていた人がかなり前からいたのだ。義母の家族はキリスト教徒で、今も母方の親戚はキリスト教徒が殆どだ。
うちの方は、父が敬虔な神道。母は仏教徒だけれど、キリスト教の学校で教鞭をとり、私もカトリック系の学校に通っていた。
だから、複雑な宗教の背景を持つ私達・・・。だから、語学と宗教を切り離して今はSKに教えたかったのだ。
クラスは毎週日曜日朝10時から11時。SKは4歳から6歳の子のクラスに通っている。もっと出来る子もいっぱいいるようだが、私達の想像以上にいろいろと学んできていて、まだ5回行っただけだが、少しはHINDI語ができるようになった。
それ以上に興味を持ち、やりたいという気持ちを起こしてくれたのが大きい。
SKはなんと言っても「学校」という環境で学ぶのが良いようだ。学校では良いことも悪いことも皆吸収する子なんだなとつくづく思った。
HINDI語の発音は・・・・やはり私と違って完璧に近い。
この歳の子ってすごいな~本当に感動!でもこの歳で学べる機会があって本当に良かった。別に今からすごく上手にならなくても音を判断できるようになってくれればと思う。HINDI語を恐れずにいて欲しい。将来がんばってやれるように。