面接でよく使う便利な言葉がある。

1.いつも、成長できるよう心がけてきました。
2.サークルの活動で、優勝しました。
 御社でも、活躍できると思います。
3.人のためになることを考えて行動しています。
4.自分の強みを活かせる御社で働きたい。
5.御社で、このようなものを作ってみたい。

とても、聞こえは良いし、あなたも、
一度くらいは、使ったことがあるだろう。

就活生30万人以上が、一度は、使う言葉だ。
と言っても言い過ぎにはならないだろう。

そして、言い切ったと
どや顔になる。

だがしかし、面接官にとっては、
また、同じセリフかと思うのである。
何故なら、聞き飽きているからだ。
「あなたの思い」はわかったと。

そして、こう聞くのだ。
1.実際に成長するために行ったことで、
 一番、効果的だった行動を
 具体的に教えてください。

2.優勝するために、あなたがおこなった
 一番効果的な行動を具体的に教えてください。

3.実際に、一番、人のためになったケースを
 その人の人物説明をまじえて、
 具体的に教えてください。

4.実際にあなたの強みを使って、
 やり遂げたことを、具体的にエピソードで
 教えてください。

5.それを実現するために、あなたは、
 学生時代に何か作りましたか?
 あれば、具体的に教えてください。

そう、上記のように
具体的な「あなたの行動事実」を確認するのだ。
何故なら、「思い」は、もっともらしく、
誰でも言えるからだ。

つまり、「思い」だけでは、面接評価の
差がつかない。
思いの評価基準を作るのは難しい。

恋愛ドラマでいうところの

ーーーーーーー
気持ちだけじゃなくて、行動で示してよ。
好きという言葉だけじゃ、
あなたを信じられない!
ーーーーーーー

という感じだ。

それでは、何で示すか。

やはり、あなたが学生時代に
おこなった行動事実を、
エピソードで伝えるべきだ。

誰かからプレゼントをもらった場合、
その品物より、歩きまわって探してくれた
行動のほうが、その思いを信じられる。

面接では、思いばかり口走って、
空回りしないことが肝心である。

しっかりと行動事実を
具体的に話すことで、
思いを信じてもらおう。

そこで初めて面接官は
あなたの評価ができるのだ。



中の人:丸山 智士
主な著書(就活本)
※リンク先に面接質問のあるあるがある。

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以上