最近、TwitterのDMにて、就活の嘘について
質問を受けるため、ここで考え方を紹介したい。

基本的に、就活において嘘をつくというのは、
自分をよく見せようとしすぎるのが原因に
なっている。

例えば、こんな質問。

1.今まで、どこか内定もらった?
2.あなたは、本当に部長をやってたの?
3.当社が第一志望だよね?
4.うちは、転勤当たり前だけど、大丈夫?
5.全社禁煙だけど大丈夫?

さて、皆さんはどのように答えるだろうか。
受かりたい一心で、嘘まみれになれば、
すべてに「はい」と答えられる。

ここで、ポイントは、嘘をつくことによる
メリットとデメリットをしっかりと考えることだ。
つまり、デメリットのほうが、強いと思うなら、
嘘をつかないほうが、懸命ということだ。

ちなみに、上記1と2は、あなたの過去に
対する質問だ。

もし、「はい」と答えれば、多少、面接官も、
こいつはできる奴じゃないかと思ってくれる
メリットがある。

デメリットは、ハードルがあがることだ。
つまり、本当にできるやつか、確かめようと
質問も具体的になる。そこで、あなたが少しでも
狼狽えたら、嘘だとすぐにばれるだろう。

一番のデメリットは、嘘がばれないように
嘘を重ねると、あなた自身が面接中に
落ち着くこともできず、さらに緊張して
あなたらしさが損なわれてしまうことだ。
結果、挙動不審ということで、祈られる。
まさに負の連鎖である。

私も、面接官をすることがあるが、
そのような学生が多いことも事実だ。
嘘をつくことは、否定しない。
ただし、社会人相手に、嘘をつき続けるのは、
高等テクニックということを肝にめいじて欲しい。
社会人は、仕事人として嘘をつかねばならない
機会も多く、要するにベテランなのだ。

次に3の質問だが、これはあなたが
この会社に本当に入りたいかどうかだ。
ただし、第一志望群と言った時の
面接官への印象は悪いだろう。
あなたのことを相当気にいっていないと
評価はさがる。

恋愛と同様で、
あなたも好きだけど、
あなたの友達も好きなのと迷ってるパターンか
あなたしかいないのパターンでは、
どちらの人をあなたは選ぶだろうか?

さて、45はどうだろう?

これは、未来に対する質問だ。
要するにあなたの気持ちを聞く質問だ。

過去の質問は、面接で細かく聞けば、
本人の行動がわかるが、未来の気持ちは、
確かめようがない。
何故なら、気持ちは、信じるしかないからだ。

ここでのポイントは、あなたがこの会社を
どう思っているかだ。つまり、あなた自身が、
そのような会社に入社して幸せになれるかという
問題だ。

転勤が本当に嫌な人もいれば、
タバコを愛して辞められない人もいるだろう。
そんな人が、入社して、長年勤められる
だろうか?
それこそ、自分に
嘘をつき続ける社会人生活となる。

逆に、そんなことは簡単に我慢できる
ということもある。ならば、今嘘ついても、
未来では嘘にならない。
素直に自分と向き合って、答えを決めれば良い。
それは、自分の人生を無駄にしないためだ。

このように、人によって、
嘘をつくメリットとデメリットは、異なる。
相手を喜ばす嘘もあれば、
自分を守る嘘もある。

すべてに嘘をつく必要もないし、
すべて正直にいる必要もない。
無駄なことは話さず、黙秘という
選択肢もある。

嘘には正解がない。
もし、あなたが嘘をつくなら、
そのリスクを理解し、
後悔の無いようにすることが肝心だ。

※本ブログ内容は個人的見解です。

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